こんにちは、不登校専門カウンセラーの「たつ」です。
不登校のお子さんをサポートする上で、最も土台となるのが「自己肯定感(ありのままの自分を認める心)」を高めてあげることです。
学校に行けない状態が続くと、子どもは「自分はダメな人間だ」と激しく自分を責めています。この状態のまま勉強や登校を促しても、心は動きません。
今回は、家庭ですぐに実践できる「子どもの自己肯定感を高める3つのポイント」を詳しく解説します!
ポイント①:子どもの「好きなもの」を共有する
突然ですが、あなたはお子さんが今ハマっているゲームやYouTube、趣味の細かい内容を知っていますか?
どんなキャラクターが好きか?
ゲームの中でどんな工夫や努力をしているのか?
もし答えられない場合は、ぜひ関心を持って質問し、一緒に楽しんでみてください。
「人は自分の好きなものに興味を持ってもらえるだけで、『自分の存在を認められた』と感じて温かい気持ちになります。」
ゲームや趣味の話題なら、お互いにプレッシャーなく会話が生まれます。子どもが親に教える立場になることで、「認められている」という小さな自信の種が育つのです。
ポイント②:結果ではなく「過程」と「些細な変化」を褒める
「テストで良い点を取ったから褒める」「部屋から出たから褒める」といった【結果だけ】を褒めるのはNGです。
なぜなら子どもは、「結果を出さないと親から愛されない」「失敗したら見放される」というプレッシャーを感じてしまうからです。
褒める時は、次の2つを意識してください。
物事に取り組んだ「過程」を褒める
「夜遅くまで諦めずに考えていてすごかったね」
「途中失敗しても、工夫してやり直していたね」
日常の当たり前(些細な変化)に興味を持つ
「今日は一緒にご飯が食べられて嬉しいよ」
「自分で洗濯物を出してくれて助かったよ、ありがとう」
「親が結果に関わらず、自分そのものを見てくれている」と伝わることで、子どもは自然と自分の悩みや本音を話してくれるようになります。
ポイント③:その子だけの「個性(資質)」を見つけて伸ばす
ここで言う「個性」とは、勉強や運動ができることではありません。「その子らしさ(無意識にできてしまう行動パターン)」のことです。
例えば、「山登り」をする時を想像してください。
入念に下調べをして準備するタイプ
とりあえず登ってみる実践タイプ
周りの安全やリスク(熊など)を真っ先に気にするタイプ
みんなゴールは同じでも、アプローチが違いますよね。この「物事への向き合い方」こそが個性です。
不登校になる子は、感受性が豊かだったり、人の痛みに敏感だったりする素晴らしい個性を持っていることが非常に多いです。
「よくそんな細かいところに気づけたね」「優しい視点を持っているね」と、その子の当たり前の資質を言葉にして伝えてあげてください。
この個性を伸ばしていくことが、将来の進路(通信制高校、大学、就職など)を決める際の最大の武器になります!
まとめ
子どもの「好きなこと」を一緒に楽しむ
結果ではなく「過程」と「存在」を褒める
その子ならではの「個性」を認めて伸ばす
この3つを意識するだけで、お子さんの表情は驚くほど柔らかくなっていきます。
次回【第4話】では、「スクールカウンセラーや学校の先生に相談しても解決しない理由」について、元教員の立場から本音でお話しします。
💡 「分かってはいるけれど、実践するのが難しい…」と感じたら
「子どもが心を閉ざしていて、好きなことを話してくれない」
「どう褒めればいいのか分からない」
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