献血いらずの未来? 血液不足解消なるか?2030年実用化めざす夢の「万能人工血液」

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奈良県立医科大学のチームが、血液型に関係なく使える「万能人工血液」の臨床試験を始めたそうだ。

今年3月に初回の輸注が無事に完了し、今後は副作用が出ないかなどを慎重に観察しながら研究が続いている。

もしこの技術が実用化されれば、輸血医療の在り方が大きく変わるかもしれない。

血液型を気にせず使えること、そして2年間という長期保存が可能というのはとても大きなメリットだと思う。

この人工血液は、一定期間が経過した献血の血球からヘモグロビンを抽出し、それを脂質膜で包み込むことで赤血球を模倣しているそうだ。

酸素を運ぶ機能を持たせつつ、血液型抗原は無いのでどんな人にも使える。

感染リスクも低く、災害や戦争といった緊急時の備蓄にも向いている。

すでに臨床試験で軽度の副反応が見られたものの、すぐに消えたとのことだった。

技術的な課題は、やはり安全性や安定性、酸素運搬効率などらしいが、今回の試験で献血血液と同等レベルが確認されれば信頼感は一気に増すだろう。

世界を見ると、全献血の約40%が高所得国に集中していて、低所得国では常に血液不足が起きている。

万能人工血液が広まれば、助かる命がどれだけ増えるだろうかと想像してしまう。

ただ、今の人工血液は原材料を献血由来に頼っているので、供給の面ではまだまだ課題がある。

将来的には、組換え技術による人工ヘモグロビンの大量生産などに進化していくと、より理想的だろう。

2,030年に実用化を目標にしているとのことで、プログラミングの現場から見ると、こうした医療とサイエンスの挑戦を支える情報技術もいずれ一層重要になってくると感じる。

医療データの管理や臨床試験のシステム、成分のトレーサビリティ、供給チェーン、全てデジタルと密接につながっている。

血液のような人間の生命に直結する分野も、デジタル化と融合している未来が楽しみだ。
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