【基礎知識】見た目でわかる屋上の種類

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自分の家の屋上がどのタイプか知るだけで、メンテナンス費用を数百万円節約できる可能性があります。今日は見た目でわかる判別法をお教えします。

まず、屋上の防水工法は見た目でわかります。
まずはこのどちらかを見て下さい。

1,保護工法
2,露出工法

「保護工法」

水を止めるための「層」がコンクリートなどで保護されている工法です。
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水を止めるための「層」(防水層)がコンクリートで保護されています。
コンクリートに一定の間隔で黒い「線」が見えますが
「伸縮目地」といって、コンクリートの熱収縮をここで吸収しています。

特徴
1,防水層がコンクリートで保護されているため、耐久性があります。
   一般的には40年~50年もちます。
2,表面がコンクリートですので、衝撃や火気にも強いです。
   バーベキューなどする場合おすすめです。
3,  コンクリートを屋上に打設するため、重くなります。屋上が重いと
   柱など建物自体の構造も強くしなくてはいけません。
   阪神大震災以降、屋上の軽量化が大切だとの認識が広まっています。
4,何かあったときの補修や手直しが出来ない。
劣化のサイン
1,コンクリートに大きな段差が見られるようになる
  ↑コンクリートが大きく動いている証拠
2,少しのひび割れ程度では問題ないですが、
大きく裂けているようになっている
  ↑こちらもコンクリートの動きが原因
3,伸縮目地や排水口周辺に草木が繁殖している
  ↑草木の根は、コンクリートの下にある防水層を貫通します。
    このような事象が見られる場合は危険なサインです。

「露出工法」

防水層が見えている工法です。何かの色がついています。
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特徴
1,傷や破損があったときに、補修がしやすいです。
   防水層を直接触れるためです
2,軽い。一般的に1㎡あたり3Kg~5kgです。コンクリートの1/50程度です 
3,衝撃に弱い。本的には非歩行です。スリッパ程度は問題ありません。
4,火気厳禁。タバコの燃えかすでも駄目です。防水層に穴が開きます。
   どうしてもの場合は、コンクリートブロックなど敷くことをお勧めします

劣化のサイン
1,表面の色がかなりはげてきている。またはほぼ色が無くなっている。
2,塗膜やシートに、浮きや膨れが多く見られる
3,穴が開いていたり、切れている←即漏水します

この「露出防水」には大まかに分けて3種類の防水層があります
①塗膜防水(ウレタン系・FRP系など)
②シート防水(塩ビシート・ゴムシートな
ど)
③アスファルト防水

露出3工法の特徴

①塗膜防水

表面の防水層に「つなぎ目」がありません。粘度のある塗膜防水を2,3回下地に塗り込み、固まると防水層が作られます。その「塗膜」自体には耐候性が無いため、表面に耐候性のある塗装を塗ります。塗って施工が出来るため、狭い場所や細かなところも簡単に施工できます。主な種類にはウレタン塗膜防水やFRP防水があります。ウレタンは比較的柔らかく下地の動きに追従しやすいです。FRPは固く、歩行する場所に適しています。

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キラキラ光って見えますね。

②シート防水

表面の防水層につなぎ目があります。シート上の防水層を現場に持って行って
シートとシートを繋ぎます。工場で作られたシート持ってくるので、品質が安定しています。また施工中の匂いが少なくすみます。シートを貼って施工しますので、広い場所の施工が早いです。主な種類は、塩ビシート防水、ゴムシート防水があります。塩ビはそれ自体が耐候性に強く、表面に色があらかじめついているため、表面に何も塗る必要がありません。ゴムは、元々真っ黒いシートですので、表面に塗装を塗って仕上げます。
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つなぎ目がわかります

③アスファルト防水

アスファルトシートを張り込んでいく防水層です。工場で作られたアスファルトシートを、アスファルトや粘着層で下地に張っていきます。つなぎ目はバーナなどであぶって溶かします。今は匂いが少ない工法もあります。アスファルト防水は最も歴史があり100年前から実績があります。主な施工方法は、トーチ工法や常温粘着工法があります。どちらも材料の素材自体には大きな違いはありません。アスファルトも塗膜防水同様、それ自体には耐候性が無いため、耐候性を高めるため塗装します。
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つなぎ目が黒く見えるのが特徴です


今の屋上を把握しておくのはとても大事です。

基本的に防水改修をするときには、

「今の防水層と同じ防水層をかぶせる」

またコンクリートや露出防水層を撤去して改修工事をすることは
・費用が高額になること
・工事中の漏水の危険性があること
・騒音
・工期が長くなる
ことなどから、
よっぽど無茶苦茶になっていない限り、撤去をしません

何かあったときには、
今の防水層の種類を見て施工業者さんに伝えてもらうと、
次の改修工事の施工方法が見やすくなります。

今の防水層がどれに当たるか判断に迷う、

あるいは業者から提案された工法が

今の防水層と合っているか不安な方は、

写真をお送りいただければ客観的に診断します。

ご相談はこちらまで、


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