白露を境に、流れが変わる理由

白露を境に、流れが変わる理由

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占い
玄征です。

今週、Xの方で「白露まであと何日」というお話を毎朝させていただいています。なぜこの日にこだわるのか、少し詳しくお伝えしておきます。

◆白露とは何か


白露は二十四節気のひとつで、今年は【9月7日】にあたります。「草花に朝露が結びはじめる頃」という意味の名前です。

暦の上では、この日から本格的な秋に入ります。ただ、私が注目しているのは季節そのものではありません。気の性質が入れ替わるという点です。

◆夏は「火」、秋は「金」


陰陽五行では、季節にもそれぞれ属性があります。

春は「木」。芽吹き、伸びていく気。
夏は「火」。熱を持ち、勢いよく広がる気。
秋は「金」。実らせ、刈り取り、そして断つ気。
冬は「水」。沈み、蓄え、次に備える気。

この夏、動いても動いても空回りしていた感覚があった方。頑張っているのに手応えがなかった方。それは、火の気の中にいたからです。

火は勢いを与えますが、形にはしません。熱が高いほど、拡散します。だから夏は、動いた割に何も残らないということが起きやすいのです。

◆金の気が持つ、二つの働き


秋の金の気には、大きく二つの働きがあります。

ひとつは、実らせて刈り取ること

夏に蒔いたものが、ここで形になります。報われなかった努力が数字として見えはじめたり、止まっていた話が急に動いたりするのは、この時期です。

もうひとつは、断つこと

金は刃物の気でもあります。不要なものを切り落とす働きがあります。

九月に入って、人間関係が急に整理されはじめた方がいらっしゃると思います。連絡が途絶える、疎遠になる、あるいは自分から距離を置きたくなる。

これは失っているのではありません。必要なものだけが残っていく過程です。

◆ただし、全員に同じことが起きるわけではない


ここが大事なところです。

白露で気が入れ替わっても、受け取る側が詰まっていれば、何も入ってきません。

たとえば玄関。陰陽五行では、玄関はすべての気が最初に通る場所とされています。ここが滞っていると、外の流れがどれだけ良くなっても、家の中まで届きません。

財布も同じです。秋は金の気が最も動きやすい季節ですが、レシートで膨らんだ財布には、入る隙間がありません。

大げさな儀式は必要ありません。ただ、入る場所を先に空けておく。それだけで、同じ節気を迎えても結果が変わります。

◆去るものを追わない


もうひとつ、この時期に申し上げたいことがあります。

金の気が働いて人が離れていく時、多くの方が「自分に非があったのではないか」と考えます。追いかけて、関係を修復しようとします。

その必要はありません。

去った分だけ、空きます。空いた場所に、次が入ります。順序としてはこちらが自然です。

無理に引き止めると、空きができないまま秋が終わります。そして、入るはずだったものが入らないまま、冬の水の気に沈んでいきます。

◆節気は、天気予報のようなもの


私は、暦を占いというよりも予報に近いものだと考えています。

明日雨が降ると分かっていれば、傘を持っていく。それだけのことです。傘を持ったから雨が止むわけではありませんが、濡れずに済みます。

節気も同じです。いつ流れが変わるかを知っていれば、その前に準備ができる。準備した人としなかった人で、同じ日を迎えても違いが出る。ただそれだけです。

◆最後に


【9月7日】、白露を迎えます。

この夏がうまくいかなかった方ほど、ここからの変化は大きいはずです。火の気の中では形にならなかったものが、金の気で固まりはじめます。

玄関を掃く。財布を空にする。去る人を追わない。

それだけで結構です。整えた分は、必ず受け取る側の余白になります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

玄征
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