2次試験で不採用。それでも「集客」というヒントをもらえた話
UI/UXデザイナー職の選考に落ちて見えた、デザイナーとクライアントが目指す場所
不採用は終わりじゃなかった。59歳フリーランスが試験から学んだ「つなぐデザイン」
2次試験で、不採用の連絡がきました
こんにちは、そのです。
先日、ある企業のUI/UXデザイナー職に応募していました。1次試験は通過できたのですが、2次試験で不採用という結果になりました。
正直に言うと、やっぱり少し落ち込みました。でも、時間がたって振り返ってみると、この試験からもらったものはとても大きかったと感じています。今日はそのことを、自分の整理もかねて書いてみようと思います。
どんな試験だったのか
1次試験は、あるサービスを実際に使って、お店向けのデモを作るという課題でした。お客さまが画面をどう見て、どう操作するのかを考えながら、一つずつ組み立てていきました。
2次試験は、そのサービスの使い勝手をよくするための改善デザインを提案する課題です。1次試験で実際に使ってみて、自分が「ここが分かりにくいな」と感じたところを出発点にしました。
夜勤の仕事と並行しながらでしたが、今の自分にできることは出しきれたと思います。
デザイナーとクライアントは、どこを目指して進むのか
課題に取り組みながら、ずっと考えていたことがあります。ホームページを作るwebデザイナーと、ホームページを必要としているクライアント。この二人は、いったいどこを目指して一緒に進んでいるのだろう、ということです。
わたしの答えは「集客」でした。どんなにきれいなページでも、お客さまが来てくれなければ、クライアントにとっては意味がないですよね。
そのために、webデザイナーが考えることは大きく二つあると思います。
UI(見た目・画面のつくり):ページを開いた人の目を引き、どこを押せばいいかがすぐ分かるようにすること
UX(使ったときの体験):迷わず予約できる、また使いたいと思える、そんな流れを考えること
そしてクライアントは、そのデザインや使い心地で「どれだけお客さまが増えそうか」を見ています。
便利な機能をたくさん入れることだけが正解とは限りません。お客さまがどんな人で、何に安心するのか。そこから考えることが、結果として集客につながるのかもしれませんね。
デザイナーは、クライアントとその先にいるユーザーの間を、web上でつなぐ役目なんだと思います。この試験は、そのことをあらためて考えさせてくれました。
不採用の理由は分からない。でも、手元に残ったもの
不採用の理由については、当然ですが問い合わせることはできません。何が足りなかったのか、はっきりとは分からないままです。
それでも、この試験を通して手元に残ったものがあります。
UI/UXを「見た目」だけでなく「集客につながるかどうか」で考える視点
実際にサービスを使い込んでから改善を考える、という順番の大切さ
クライアントとユーザー、両方の立場に立って画面を見るくせ
これは、看護師やケアマネとして「本人と家族、両方の話を聞く」ことを大事にしてきた経験とも、どこか似ているなと感じました。いい経験になったと、今は素直に思えています。
これからのこと
これからも、いろいろな案件に応募して、少しずつ実績を積み上げていきたいと思います。
ただ、クラウドソーシングだけに頼るつもりはありません。地に足をつけて、訪問や電話、FAX、メールなど、使えるものは何でも使って自分のことを知ってもらう。そんな昔ながらの営業と、クラウドソーシングでの応募。この二本立てで続けていこうと思っています。
生活のほうは、しばらく非常勤の仕事を続けながらです。焦らず、でも止まらずに、webデザイナーとして、フリーランスとして、少しずつ成長していけるように努力していきたいと思います。
同じ道を歩いている方へ
これからwebデザインを学ぶ方は、きれいな画面を作る練習と同じくらい、「この画面で誰が、どう助かるのか」を考えてみるといいかもしれませんね。
今まさに学習中の方は、課題や試験の結果がうまくいかないこともあると思います。でも、取り組んだ時間は、ちゃんと自分の中に残っていますよ。
フリーランスを目指している方は、不採用も次の一手を考えるための材料になります。わたしも、今回の試験がなければ、ここまで「集客」について考えることはなかったと思います。
不採用は、終わりではなくて途中経過。そう思いながら、また次の応募と営業に向かっていきます。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。