自分軸が分からずやりたいこと迷子になっていた私が、自分を知ったことで辿り着いたやりたいこととその2つの動機

自分軸が分からずやりたいこと迷子になっていた私が、自分を知ったことで辿り着いたやりたいこととその2つの動機

記事
学び

自分を知る前の私


本当にこんなことを
言っていいのだろうか…。

自分を知る前の私は、
本当の気持ちを言えずにいました。

社会人になってから、
職場では、同僚たちの愚痴や文句ばかり
飛び交ってくる。

何か物事がうまくいかない度に、
すぐ不満を言う。

口論.jpg

ネガティブなことばかり、
飛び交ってくる空間は
私にとっては心地よくありませんでした。

「その話は、もうやめにしないか」

私は、
同僚にそう言いたかった。

でも、
その前に浮かんだのは、

「職場の輪を乱してはいけない」

という考え方でした。

自分の言葉で、
場の空気を悪くしたくない。

そのため私は、
感情を押し殺してまで
言いたいことを飲み込んでいだ。

けれど心の中では、
愚痴を聞くたびに、

「また始まったよ…」

と、ずっとイライラしていました。

嫌でも聞かされている
こっちの身分にもなって欲しい、と
言わんばかりに。

先輩たちが
お互いに怒りをぶつけ合う姿を見るたび、
私は強い腹立たしさを感じていたんです。

怒り.jpg

相手を理解しようとする姿勢がなく、
自分のことしか考えていないように
私は見えました。

それだけではない。

先輩から
自分の行動を否定する言葉を、
3度かけられたことがあります。

1度目は、
まだそういう人なのかもしれないと
心で思っていました。

2度目は、
なぜ自分にだけ否定的な言葉ばかりを
かけてくるのだろうという疑問と悔しさ。

3度目は、
もう何も言えなかった。

周りからも
「気にする必要はない」と
言われていました。

私のことを思って
言ってくれていたのだろう。

当時はそれが、
なぐさめの言葉なのかと感じていた。

ただ、
今振り返って思ったのは、
やられた本人が一番気にするということ。

本当は、
感情的に否定し合う空間ではなく、
お互いがお互いの考え方を尊重し合える。

安心できる空気感が欲しかった。

しかし、
「気にするな」の一言は、
なぐさめになるどころか
自分の悔しさを飲み込ませるだけでした。

自己否定.jpg

ただ正直言うと、
私はその言葉に傷ついた。

傷つけられた当事者以外に
自分の気持ちを分かって欲しくなかった。

気づけば私の中に、
こんな言葉が浮かんでいました。

「何もしなければいいんだろ」と。

それは反抗ではなく、
本音を出す場所を見失った私が、
自分に言い聞かせるしかなかった言葉だった。

しかし、
過去に自分が傷ついた経験もあり、
否定されることが怖かった私は、
結局何も言えませんでした。

人の顔色を気にして
本音を飲み込み続けた結果、
そのモヤモヤは
どんどん大きくなっていった。

気づけば、
自分が本当に大切にしたい気持ちが、
分からなくなってしまったのです。

帰宅後には、
理由の分からない疲れが、
いつも重くのしかかっていました。

漠然とした不安感に襲われた出来事

その状態のまま迎えた社会人3年目。
私の中で、新たな悩みが生まれました。

「自分のことを何も知らない」

「本当にこのままでいいのだろうか?」

自分って?.jpg

そんな考えが、
何度も頭の中を巡っていた。

自分の軸が分からない。

だから、
何をしていてもモヤモヤする。

自分の本音も分からないまま、
毎日同じ作業をこなし続ける日々。

そのルーティンの中で、
ふと考え付いたことがありました。

「自分は今、
何のためにこれをやっているんだろう」と。

この不安が唐突にやってきたのには
理由があったと思っています。

毎日同じ作業を繰り返す
ルーティンの中で、
新しい体験をする機会が
大きく減っていました。

ワクワクする経験が
少ない日々が続いていたことで、
自分が何者なのかを考える機会も、
同時に失っていたのかもしれません。

「自分のことを知らないまま
人生を終えちゃうんじゃないか。」

そんな不安がありました。

そこで私は、
性格診断や強み診断などの
自己分析ツールをいくつも試しました。

診断で出た結果は、
大方その通りのように思えた。

けど、
なぜそのような診断結果になったのかが
分からない。

そこには、私が本当に知りたい
診断の裏付けとなる根拠は
書かれていませんでした。

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自己理解との出会い

そんな迷宮入りの状態下にいた私は、
たまたまYouTubeで、
八木仁平さんの「自己理解チャンネル」が
目に入りました。

その動画を見た時に、
「これだ!」と直感的に
自分が求めているものだと感じた。

これまで
自分の本音を飲み込んできた私には
はじめに自分を知ることが、
悩みを解消するための一歩だと思ったのです。

だからこそ、
「自分を知ること」を
強く求めていたのかもしれません。

そして、
八木さんの動画を視聴し続けていくうちに
ある言葉が、強く胸に刺さりました。

「自分の才能は、
無意識レベルで当たり前にできてしまうから、
自分では気づけない」と。

自分のことは、
自分が一番分かっているつもりでした。

でも実際は、
自分のことを
何も分かっていませんでした。

ここから分かった本当に苦しかった原因は、
"自分を知らなかっただけ"
だったということ。

そう思えた時、
初めて少しだけ、
自分を責めなくなれた気がした。

そこから私は、
MBTI診断やストレングスファインダー、
そして過去の経験を照らし合わせました。

「なぜ、この結果が
今の自分を体現しているのか」

「どんな経験が自分の強みとして
活かされていたのか」などを。

今までの自己分析は、
性格や特徴を知るだけで終わっていました。

内容は当たっている。

本当に知りたかったのは、
表面的な説明ではなく、
そうなった"理由"でした。

だから私は、
過去の経験を深掘りしていったのです。

書き記し.jpg

すると、
少しずつ気づき始めたことがあります。

過去に苦しかった経験の中にこそ、
自分が本当に大切にしたかった価値観が
隠れていたことに。

私は昔から、
人の顔色や場の空気を
過剰に気にするタイプでした。

いじめられた経験してきたこともあり、

「傷つけられたくない」

「怒られたくない」

「嫌われたくない」

という気持ちが強くあった。

だからこそ、
周囲に合わせ、空気を読み、
本音を飲み込むことで
自分を守ろうとしていたのです。

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今振り返ると、
私はずっと、

「これ以上、自分を傷つけたくない」

と思っていたのかもしれません。

ストレングスファインダーやMBTI診断を
自分の経験と照らし合わせていく中で、
さらに気づいたことがありました。

私は、
「気にしすぎな人」だったのではない。

人の感情や空気感を敏感に感じ取れる、
共感性の高い人間だったと。

自己理解を知ってから
自分の良いところを
周りの人たちに聞いてみました。

多く返ってきたのは、

「安心感がある」

という言葉でした。

さらに深掘りすると、

「否定しない」

「柔らかい」

「話しやすい」

という声が多かった。

答え.jpg

その時に、
ようやく腑に落ちたんです。

私は過去に、
“否定される苦しさ”を知ったからこそ、
「否定しないこと」を
大切にしていたんだと。

そして、
相手を傷つけないようにと
ずっと本音を飲み込んだ息苦しさを経験した。

だからこそ、
本音を言えなくなってしまうことの辛さを
理解することができるのだと。

私はずっと、
周囲に合わせることで、
自分を守ろうとしていました。

その代わりに、
自分の本音を外に置いてきたのです。

だから今の私は、
過去の自分に
こう伝えたいと思っています。

「自分の本音を無視してきてごめんね」

「言いたいことも言えなくて、
苦しかったよね」と。

共感性.jpg


自分を知った後の変化

自己理解を深めていく中で私は、

「自分の本音に従って、生きていきたい」

と思うようになりました。

理由は、
大学4年生の頃の経験から
自分に反省したからです。

当時の自分は、
周りに合わせすぎて、
自分の本音が見えなくなっていた。

過去に、
自分の人格を否定された経験をして以来、
本音を言おうと思うたび、怖かったのです。

「受け入れてもらえないんじゃないか」

「自分の言葉で相手を傷つけるんじゃないか」

だから、本音を言えずにいました。

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じゃあ、
この気持ちをどこに吐き出したらいいのか、
ずっと迷っていた。

ただ、
カウンセリングでの対話を通じて
その重荷が少しずつ
軽くなっていく感覚がありました。

その経験を振り返って思った。

過去の自分と同じように、
自分の本音をなかなか言えずにいると。

自分の本音を見失うことで、
自分を見失って苦しんでいる人も
たくさんいるかもしれないと。

そこで私が、
自己理解を深めていった結果、
やりたいこととして導き出したのは、
カウンセリングです。

では、
なぜカウンセリングの道を歩むことを
決めたのか?

そこには、
2つ大きな動機があります。

動機①

1つ目は、
人生で最も真っ暗闇だった
大学4年生の時の絶望体験です。

当時は、
就職活動と卒業論文が重なり、
将来への不安を抱えていました。

周囲の人たちは、
順調に進んでいるように見える。

でも、
自分だけが取り残されている
感覚があった。

孤立.png

周りには、
周りの進むべき道がある。

自分にはそれが分からない。

「何で多くの人にできることが、
自分にはできないんだろう」

そんなことばかり考えていて、
“できない自分”を
責め続けていました。

卒業論文を終わらせてから
就職活動を進めたいと教授に相談しても、

「同時並行が普通だ」と

自分の進みたい道を否定された。

「相談しても無駄だな…」と感じた私は、
何も言えずにいた。

しかし、
ゼミ生からは

「言いたいことがあるなら、ハッキリ言え」と

言われたこともあった。

「すぐにはっきりと言えたら、苦労しないぞ!」

私は、
心の中で怒りを覚えました。

処理しきれない怒り.jpg

でも今振り返ると、
本当に苦しかった理由があります。

自分の能力不足でも
自分の性格がダメでもありません。

“自分の軸がなかったこと”

だったんです。

だから、
周囲の正解に合わせるしかなかった。

自分の軸が分からないから、
苦手であるプログラミングやシステム作成を
克服していくほかなし。

自分に合わない環境で
頑張り続ける以外に選択はない。

そうやって必死に頑張るものの、
どんどん自分が分からなくなる。

何を大事にしたいのか
何が得意なのか
何に興味があるのか。

それすら視界に入らなくなり、
自分の本音を見失っていました。

まるで
「入り口すらも見えない迷宮」に
放り込まれたように。

森の迷子.jpg

そのストレスを1人で抱え込み続け、
気付いた時には
メンタル不調を起こしてしまったのです。

就職活動の軸が分からず、
面接では1次選考で見送られ、
卒業論文も終わらずで留年の可能性あり。

どうすればいいのか分からず、
私は絶望して
人生を本気で諦めていました。

そんな孤独感の中、
私を救ってくださったのは、
カウンセラーの存在でした。

私はその方に、
精神的に追い詰められていた時のことを、
そのまま話した。

うまく言葉にできないまま。

それでもその方は、
ただ静かに話を聴いてくださいました。

そして、
こう言ってくださったのです。

「自分を大切にしていい」と。

相談.png

その一言で、
締め付けられていた心が
どれほど救われたか分かりません。

ただ
否定しないで聞いてくれる人が、
世界にいる。

それを初めて知った瞬間でした。

かつての私のように、
自分の伝えたいことを言えず
苦しんでいる人はたくさんいるはずです。

だからこそ私は、
過去の自分と同じように、

本音を飲み込んでいる人

周囲に合わせすぎている人

自分の軸が分からない人

を見ると、放っておけないんです。

自分の本音を飲み込み続けることは、
想像以上に苦しい。

気づけば、
自分の人生そのものに意味を、
見いだせなくなってしまうから。

だから私は、
その状態から少しでも早く
抜け出してほしいと思っています。

脱出.jpg

それが、
私がカウンセリングを始める
きっかけとなった1つ目の動機です。

動機②

2つ目は、
今の私にとって大きく影響した
祖母の葬儀での経験です。

祖母は、
私だけではなく、いとこたちのことも、
本当にかわいがってくれた大切な家族だ。

私と話すときは、
いつも電話越しで、

「貴一は、
本当に兄ちゃんと声がよく似ている」と、
優しく話してくれていました。

私は、10年前から
「祖母に会いたい」と
何度も口では言っていた。

それなのに、
「いつか会える」「いつか行こう」と
先延ばしにしていたのです。

そして気づいた時には、
突然の別れが訪れていた。

棺の前に立ったとき、
強い寂しさと共にどうしようもない後悔が
込み上げてきました。

お葬式.jpg

祖母が元気なうちに、
直接会いに行けなかった。

それだけが、
私にとって、ずっと心残りでした。

「いつか会える」と思っていたとしても、
そのいつかは、
来ることはありませんでした。

「祖母がいつも
私に掛けてくれていたあの言葉は、
もう2度と聞けない」

その現実を目の当たりにして、
命の大切さを改めて痛感しました。

人間、
いつ生涯を終えるか本当に分からない。

「いつか」を理由に
自分の本音や本当にやりたいことを
後回しにしたくない。

自己犠牲を続けた結果、
心の限界を迎えたまま人生を終えてしまう人も
いるかもしれない。

そう考えた時、私は思いました。

「先延ばししている場合じゃない」と。

同時に、
2つ決めたことがあります。

1つは、
自分の本音を飲み込んで生きることを
やめること。

もう1つは、
自分が本当に会いたい人には
2度と会えないかもしれないと思って
会いに行くこと。

そして、
過去の自分のように
人の顔色をうかがって本音を
飲み込んでいる人に伝えたい。

“自分の本音を大切にしていい”と。

やりたいことをやらずに後悔する人生は
絶対に嫌だと、私は強く感じました。

だから私は、
自分の本音に従って、
生きたいと思っています。


心に触れる.jpg

そして最終的には、
自分の人生を自分で選べる状態を
心から大切にしたい。

それが、今の私の想いです。

最後に

ここまで読んでくださり、
本当にありがとうございます。

今回お伝えしたことは、
私のみに限らず、
この記事をここまで読んでくださっている
あなたにも同じことが言えます。

今、
人の顔色をうかがって
自分の本音が言えない状態にいるあなたへ。

自分の本音を心の奥に閉まって
自分の伝えたいことを
後回しにしていませんか?

自分の人生を自分で選べる時間も
その人生に向けて、
最初の一歩を踏み出すことも
今から始めることができます。

スタートライン.jpg

とはいっても、
そもそも自分の軸が分からない。

そんな風に、
悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

私も同じくそうで、
自分の軸が何なのかが分からず、
メンタル不調に陥ったことがあります。

周囲に合わせること。

嫌われないようにすること。

空気を壊さないこと。

そればかりを優先して、
自分の本音を置いてけぼりに
していたのです。

実際は、
本音を飲み込み続けたことで、
“自分がどうしたいのか”すら
分からなくなっていきました。

でも、
自己理解を通して、
少しずつ気づけたこともあります。

私は、
弱かったわけじゃない。

ずっと、
“自分を守ろう”と
していただけだったんだと。

もし今、

自分の本音が分からない

周りの期待ばかり優先してしまう

自分の人生、このままでいいのか

そのような状態にいるのだとしたら、
まずは、“自分を知ること”から
始めてみてほしいと思っています。

なぜなら、
自分の本音に気づけるだけでも、
人生の見え方は少しずつ
変わっていくからです。

過去の私のように、
人の顔色をうかがい本音を飲み込んで、
自分を見失いそうになっている。

そんな人たちに向けて、
少しでも安心して自分の本音を話せる場所を、
これから作っていきたいと思っています。

あなたが、
胸の奥につっかえている本音を
少しずつ解放していけるような時間を、
一緒に作れたら嬉しいです。

フリーダム.jpg

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