部品代1万円削って、設計費10万円失う話

部品代1万円削って、設計費10万円失う話

記事
学び
〜機械設計あるあるに潜む“コストの本質”〜

若手  
「これ変更して  
1万円コストダウンしました!」

上司  
「いいね。工数どれくらい?」

若手  
「3日です!!」

上司  
「……」

部品代1万円削って、  
設計費10万円失う。

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## 💡 なぜこういうことが起きるのか?

これは単なるミスではなく、  
設計者が一度は通る“思考のズレ”です。

多くの場合、若手は  
👉「部品単価」に意識が向きます

一方で実際のコストは  
👉「トータルコスト」で決まります

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## 📊 コストの内訳を分解すると

例えば今回のケース👇

- 部品コスト削減:▲1万円  
- 設計工数(3日):+約10万円  
- 図面修正・レビュー:+α  
- 関連部品の再検討:+α  

👉結果  
トータルではマイナス

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## ⚠️ 見落としがちなポイント

### ① 設計工数もコスト
設計は“無料”ではありません  
時間=コストです

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### ② 変更は連鎖する
1箇所の変更で  
- 干渉チェック  
- 強度再計算  
- 組立性確認  

👉見えない工数が増える

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### ③ 小さな削減は効果が薄い
1万円削減よりも  
👉10万円単位の改善の方が重要

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## 🎯 ではどうすればいいのか?

### ✔ 判断基準を持つ
- いくら削減できるのか?  
- どれだけ工数がかかるのか?  

👉必ずセットで考える

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### ✔ 優先順位を見極める
- 大きなコスト要因から手をつける  
- 小さな改善は後回しでもいい

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### ✔ 上流で考える
後工程での調整ではなく  
👉設計初期で方向を決める

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## 🔥 このあるあるの本質

これは単なる失敗談ではなく

👉 「部分最適と全体最適のズレ」

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若手は  
「目の前のコストを削る」

ベテランは  
「全体のバランスを見る」

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## 🧠 まとめ

- コストは“部品代”だけじゃない  
- 設計工数も立派なコスト  
- 小さな改善が全体を悪化させることもある  

そして何より

コストダウンとは、  
“削ること”ではなく“最適化すること”

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このあるある、  
思い当たる人も多いのではないでしょうか?

あなたの現場では  
「やってはいけないコストダウン」  
ありませんか?

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