ペンネームの由来

ペンネームの由来

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コラム
こんにちは。フランス語翻訳者の遠藤ゆかりです。

いまから30年前、25歳のとき、私ははじめて「遠藤ゆかり」と名乗りました。早川書房の雑誌「ミステリマガジン」で、短編を翻訳させていただいたときです。

「遠藤ゆかり」は、本名ではありません。

雑誌に名前が掲載されるにあたって、さまざまな事情を総合的に判断した結果、ペンネームを使うことになりました。

当時はすでに公務員を辞めていたため(参考ブログ「昔の職場は警視庁」)、隠れて翻訳の仕事をしたかったからではありません。

大きな理由のひとつに、個人情報を守りたいというものがありました。本名で仕事をすると、想定外のところで家族にも迷惑をかけてしまうかもしれないと考えたからです。

この判断は、おそらく正解でした。でも、今後は個人情報を守ることがどんどん難しくなる気がします。

数年前まで、自分をネット検索しても、たいしたことはヒットしませんでした。現在は、AIがいろいろな情報を出してきて、しかもかなり正確です。

ペンネームと本名も、おそらくどこかではリンクしているでしょう。

なお、同姓同名の翻訳者が何人かいらっしゃるようです。名前の表記が漢字の方も活躍されています。みなさま、ご専門は英語と思われます。また、顔写真が載っていることもありますが、いずれも私のものではありません。

「遠藤ゆかり」というペンネームは、作家の故・遠藤周作氏にあやかったものです。遠藤氏に「縁=ゆかり」のある人間、という意味で勝手ながら名づけました。

私は氏の本をすべて読んでいます。とくに『沈黙』は私の人生に大きな影響をあたえました。

遠藤ゆかりというペンネームが私にふさわしいかどうかは別問題として、今後も日々研鑽を積んで、よりよい仕事をしていくつもりです。

<参考ブログ>「昔の職場は警視庁」

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