【傷害保険編|第3話】「入院日額5,000円」は、本当に足りますか? 「入院日額5,000円あれば十分ですよ」

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そう説明を受けたことがある方も多いかもしれません。

確かに、
入院1日あたり5,000円が支払われると聞けば、
安心できそうに思えます。

ですが、
ここで一度、立ち止まってみましょう。

■ 入院費は“治療費”だけではありません


公的医療保険がある日本では、
医療費の自己負担は原則3割です。

さらに高額療養費制度もあります。

そのため、
純粋な医療費だけを見れば、
自己負担は思ったほど大きくないケースもあります。

問題は、そこではありません。

  ・差額ベッド代
  ・食事代
  ・交通費
  ・仕事を休むことによる収入減少

こうした“周辺コスト”が重なります。

■ 平均入院日数は短縮傾向


厚生労働省の統計では、
平均在院日数は年々短くなっています。

例えば一般病床では、
およそ 16日前後。

つまり、

日額5,000円 × 16日 = 8万円程度。

この金額が
「十分」と感じるかどうか。

ここが判断の分かれ目です。

■ 本当に見るべきは“日額”ではない


日額が5,000円か、1万円か。

その差も大切ですが、
もっと重要なのは、

  ・通院は対象か
  ・手術給付金は何倍か
  ・日帰り手術は出るか

という“条件”です。

最近は入院を伴わない手術も増えています。

入院日額だけを見ていると、
本来カバーしたい場面を見落とすことがあります。

■ 不安を買うのではなく、設計を確認する


傷害保険は、
大きな病気に備える保険ではありません。

「日常のケガ」に備える設計です。

だからこそ、

  ・どのくらいの期間を想定しているか
  ・収入減少にどこまで備えるか
  ・他の保険と重複していないか

この確認が重要です。

日額5,000円という数字だけでは、
安心も不足も判断できません。

数字の裏にある“設計”を見てください。

それが、無駄な保険料を払わない第一歩です。

次回は、

「通院補償って、実際どれくらい意味があるのか?」を整理します。

保険は、
大きな金額より、小さな条件の確認です。

そして最後に。


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