私は、自分を最後にすることをやめた。 ― 誰かを大切にする中に、自分も入れていい。―

私は、自分を最後にすることをやめた。 ― 誰かを大切にする中に、自分も入れていい。―

記事
ビジネス・マーケティング
私は、

長い間、

経営者として、

周りの人を、

大切にしたいと思っていました。

困っているスタッフがいれば、

力になりたい。

相談したいと言われれば、

できるだけ、

時間をつくりたい。

会社が苦しい時でも、

働いてくれている人の生活は、

できる限り守りたい。

お客様も、

取引先も、

家族も、

大切にしたい。

私は、

そんなことを、

ずっと考えていました。

当時の私は、

それを、

特別なことだとは、

思っていませんでした。

自分が、

そうしたかったから、

そうしていただけです。

でも、

今振り返ると、

一人だけ、

その中に入っていない人がいました。

自分です。

従業員。

会社。

お客様。

取引先。

家族。

大切にしたい人を、

考える時、

私は、

自分自身を、

いつも最後にしていました。

経営者だから、

仕方がない。

社長だから、

我慢する。

誰かがやらなければならないなら、

自分がやればいい。

最後の責任は、

自分が取ればいい。

それが、

経営者なのだと、

思っていました。

会社を経営していれば、

思い通りにならないことは、

たくさんあります。

一生懸命伝えても、

伝わらない。

良かれと思ってしたことが、

違う意味で受け取られる。

期待していた人が、

離れていく。

問題が起きれば、

私は、

そのたびに考えました。

「俺の何が、

悪かったんだろう。」

もっと、

伝えた方がいいのか。

もっと、

話を聞いた方がいいのか。

もっと、

自分が変わった方がいいのか。

私は、

相手を責めるより、

自分の中に、

原因を探すことが、

多かったのだと思います。

それ自体が、

悪かったとは思いません。

自分にできることを、

考える。

自分が変えられることを、

探す。

それは、

今でも大切だと思っています。

でも、

私は、

そこで止まることができませんでした。

もっと。

もう少し。

自分が、

何とかすればいい。

そうやって、

自分を後回しにすることが、

当たり前になっていきました。

疲れていても、

やる。

苦しくても、

やる。

自分が嫌でも、

必要なら、

やる。

それでも、

私は、

止まりませんでした。

経営者だから。

自分が、

最後までやらなければならない。

そう思っていました。

そして、

最後には、

私の心が、

壊れました。

今振り返れば、

私は、

誰かを大切にすることと、

自分を犠牲にすることを、

どこかで、

混同していたのかもしれません。

誰かのために、

時間を使う。

誰かのために、

お金を使う。

誰かのために、

我慢する。

それ自体が、

悪いことだとは、

今でも思いません。

大切な人のためなら、

今でも、

できることは、

してあげたいと思います。

でも、

一つだけ、

昔とは違います。

自分まで壊して、やる必要はない。

そう思えるようになりました。

自分が壊れてしまえば、

誰かを、

大切にし続けることもできません。

働くことも、

支えることも、

笑うことも、

できなくなります。

私は、

それに気づくのが、

遅かったのだと思います。

昔の私は、

誰かに相談されたら、

できる限り、

応えようとしました。

誰かが困っていれば、

自分のことを、

後回しにしました。

でも今は、

少し違います。

できることは、

する。

自分が、

したいと思うことも、

する。

でも、

できない時は、

できないと言っていい。

疲れた時は、

休んでもいい。

今日やらなくてもいいことなら、

明日にしてもいい。

自分の時間を、

自分のために使ってもいい。

私は、

そう思えるようになりました。

これは、

誰かを大切にしなくなった、

ということではありません。

むしろ、

逆です。

誰かを、

長く大切にしたいからこそ、

自分自身も、

大切にする。

その方が、

無理なく、

長く続けられます。

私は、

自己破産を経験し、

会社も、

一度失いました。

いろいろなものを、

手放しました。

そして、

最後に残ったのは、

自分の人生でした。

誰かが、

代わりに生きてくれるわけではありません。

最後まで、

自分の人生を生きるのは、

自分です。

だから、

誰かを大切にすることと、

自分を大切にすることを、

どちらか一つに、

する必要はない。

私は、

そう思うようになりました。

誰かを、

大切にする。

誰かのために、

頑張る。

それは、

素敵なことです。

でも、

その、

「大切な人たち」の中に、

自分自身が、

入っていないのなら、

少しだけ、

立ち止まってもいいと思います。

昔の私に、

今、

一つだけ、

言えるとしたら、

こう言います。

「お前も、その中に入っていいんだよ。」

従業員を、

大切にするように。

家族を、

大切にするように。

大切な人を、

大切にするように。

自分のことも、

大切にしていい。

私は、

それができるようになるまで、

ずいぶん時間がかかりました。

でも今は、

自分を最後にすることを、

やめました。

誰かを大切にする中に、

自分も入れていい。

私は今、

そう思っています。


🐾アオ日記

主人は、

昔、

自分を最後にしていたらしいにゃ。

アオには、

理解できないにゃ。

眠ければ寝る。

遊びたければ遊ぶ。

嫌なら逃げる。

自分を大切にするのは、得意にゃ🐾

主人も、

もっと猫を見習うにゃ🤣

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