私は、一人でできることを増やしてきた。 ― でも、人生は一人では共有できない。―

私は、一人でできることを増やしてきた。 ― でも、人生は一人では共有できない。―

記事
ビジネス・マーケティング
私は、

これまで、

一人でできることを、

ずいぶん増やしてきました。

経営する。

店を作る。

料理をする。

人を育てる。

数字を見る。

問題が起きれば、

自分で考える。

自分で決める。

自分で動く。

経営者である以上、

最後の後始末は、

自分の責任です。

人を雇ったのも、

自分です。

だから私は、

何度かやって見せます。

一緒にやります。

その後、

本人にやってもらいます。

必要なら、

コツも教えます。

そこまでやった後は、

その人次第です。

それでも、

やらなければ、

最後は、

自分がやるしかありません。

私は、

ずっと、

そう考えてきました。

だから、

仕事に関しては、

一人でも、

かなりのことができると思っています。

営業を再開する時も、

私は、

一人でも営業できる店を作ろうとしました。

誰かがいなければ、

営業できない店にはしたくなかったからです。

自分でできることを増やせば、

誰かに依存しなくていい。

自分で決めて、

自分で動いて、

自分で結果を受け止めることができる。

経営において、

それは、

一つの強さだと思っています。

でも、

人生まで、

すべて一人で完結できる訳ではありません。

人生を振り返ると、

一人ではできないこともありました。

その一つが、

子どもです。

私は、

子育てをしていた頃、

自分を、

良い父親だったとは思っていません。

仕事ばかりしていました。

会社を優先したことも、

たくさんありました。

でも、

自己破産して、

人生が大きく変わったあと、

娘との関係も、

少しずつ変わっていきました。

今、

娘は、

薬学部で学んでいます。

私は、

その挑戦を応援しています。

学費も、

仕送りも、

必要です。

でも、

負担だとは思っていません。

娘が、

自分の目標へ向かって進んでいる。

その未来を、

私も一緒に見ています。

もちろん、

娘の人生は、

娘のものです。

私が決めることではありません。

それでも、

その成長を見られること。

その途中に、

少しだけ関われること。

それは、

一人では経験できなかったことです。

そして、

今の私には、

アオがいます。

人間ではありません。

でも、

今の私にとって、

家族と言っても、

過言ではありません。

一緒に暮らす。

一緒に寝る。

休みの日には、

同じ部屋で、

それぞれ勝手に昼寝をする。

大きな出来事なんて、

何もありません。

でも、

そんな何でもない毎日を、

アオと共有しています。

一人で昼寝をしても、

昼寝です。

アオと一緒に昼寝をしても、

やっぱり、

昼寝です。

でも、

私にとっては、

少しだけ意味が違います。

同じ時間を、

一緒に過ごしている。

それだけで、

何でもない一日が、

思い出になることがあります。

そして、

営業を再開した時にも、

私は、

一人ではありませんでした。

会社を閉める時、

一人のアルバイトが、

私に、

こう言ってくれました。

「営業を再開する時は、手伝わせてください。」

その言葉どおり、

営業を再開した日から、

今でも、

一緒に働いてくれています。

もちろん、

雇用です。

給料も支払っています。

でも、

お金だけで、

その関係を説明することはできません。

会社を閉める時を知っている。

営業を再開した時も知っている。

そして、

今の店も知っている。

私にとっては、

再起した時間を、

一緒に歩いてくれた仲間です。

私は、

一人でできることを、

増やしてきました。

一人で決断することも、

一人で行動することも、

一人で結果を受け止めることも、

できるようになりました。

でも、

人生で起きたことを、

一人で共有することはできません。

嬉しかったこと。

悔しかったこと。

何でもない日常。

昔の失敗。

これからの希望。

誰かと笑う。

誰かに話す。

誰かと、

「あの時さ。」

と言える。

それだけで、

同じ出来事でも、

意味が変わることがあります。

一人でも、

生きることはできます。

一人でも、

仕事はできます。

一人でも、

挑戦できます。

でも、

共有だけは、一人ではできません。

私は、

一人でできることを増やしてきたからこそ、

今、

誰かと共有できることの価値が、

少し分かるようになったのかもしれません。

人生は、

自分で決めるものです。

自分の人生を、

誰かに任せることはできません。

でも、

自分一人だけで、

完成するものでもない。

誰かと出会う。

同じ時間を過ごす。

同じ出来事を覚えている。

そして、

何年か経った時、

「あの時さ。」

と笑える。

私は今、

そんな時間も、

人生の大切な一部なのだと思っています。

🐾アオ日記

ニャ〜オ! アオにゃ🐾

主人は、

一人で何でもやりたがるにゃ。

でも、

昼寝はアオと一緒にゃ。

一緒の方が、

ちょっと幸せにゃ🐾

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