私は留学しながら就職活動を経験した当事者として、
現在留学中、または留学予定の方の就活相談に乗らせていただいています。
正直にお伝えすると、
「留学していれば商社は余裕だろう」と最初は思っていました。
しかし現実はまったく違い、
多くの企業でSPIや一次面接の段階で落ちる経験をしました。
私は大学3年生の10月に一度内定を得ていましたが、
「今行かなければ一生行けない」と思い、その内定を辞退し、
クウェートへ1年間留学する決断をしました。
大学4年の夏から休学し、翌年の夏に帰国・復学する形で、
留学期間中も就活を続けていました。
実際に本格的に就活に身を入れ始めたのは1月頃からです。
現地では授業やイベントが想像以上に忙しく、
「もっと前から準備しておけばよかった」と何度も感じました。
留学中は時間があると思われがちですが、
前々から十分な就活準備ができなかったことは大きな壁でした。
クウェートにはSPIなどを受験できるテストセンターがあったため、
現地で受けられる選考は最大限活用しました。
一方で、日本のような就活イベントは一切なく、
地理的にも途中帰国は簡単ではありませんでした。
選考では、
二次・三次面接あたりで止まることが非常に多く、
「留学経験をどう評価されているのか分からない」
という感覚を何度も味わいました。
中には、三次面接後に「選考期間を延ばすので、帰国後に対面で面接を受けてほしい」
と提案してくれたT企業もあり、
留学中の就活では
「企業側の善意があっても、自分の状況と噛み合わない」
という難しさも実感しました。
また、クウェートでは
・現地での交流イベント
・日本企業の駐在員の方との出会い
・SNS(Instagramなど)で発信できる経験
など、一見アピール材料になりそうな素材は数多くありました。
それにもかかわらず、
それらを就活用にうまく活かしきれなかったのが正直なところです。
原因の一つは、
自己分析が甘かったことだと思っています。
「何をやったか」は語れても、
「なぜそれをやったのか」「自分の強みは何か」を
深く言語化できていませんでした。
面接はすべてオンラインで対応しましたが、
現地のWi-Fi環境が不安定で、
面接直前に接続が乱れる・音声が途切れるといったトラブルも経験しました。
そのため、
・どこで面接を受けるか
・回線が安定する場所の探し方
・トラブルが起きた際の心構え
といった、**留学中ならではの「面接場所の確保」**にも常に気を遣っていました。
結果として、
オンラインのみで2社から内定をいただくことはできましたが、
自分自身では
「大成功した就活だった」とは思っていません。
現在は、その内定についても
自分のキャリアや価値観と本当に合っているのかを考え、辞退も含めて検討している段階です。
振り返ると、私は
大学3年の3月頃から始めた1回目の就活
留学を経て向き合った2回目の就活
実質的に就活を2回経験していると感じています。
また、帰国後も休学を延ばして就活を続けている人が周囲にいるなど、
留学経験者ならではの多様な進路の現実も見てきました。
だからこそ私は、
「成功体験だけを語る就活アドバイス」ではなく、
失敗した点・うまくいかなかった理由・それでも得られたものを含めて
お伝えできると考えています。
このサービスでは、
・留学中に就活が思うように進まない理由の整理
・ガクチカや留学経験の現実的な伝え方
・自己分析の深め方
・多様化する選考への向き合い方
・オンライン面接や環境面の工夫
・内定後や帰国後の迷いに関する相談
などを、自分の失敗と成功の両方をもとに、一緒に考えていきます。
「留学しているのに、思ったより就活が厳しい」
「周りに同じ状況の人がいない」
そんな方にとって、
完璧ではないからこそ、現実に寄り添える相談相手になれれば幸いです。
既存の就活の枠にはまらない、
留学中だからこそ悩む就活を、一人で抱え込まずに話してみませんか。