私が天療術を学び始めたきっかけは、夫の体調不良でした。
苦しそうな姿を見ていても、当時の私は何もできませんでした。
「早く楽になってほしい」
そう願うことしかできない自分が、とても悔しかったのを覚えています。
そんな中で出会ったのが天療術でした。
最初は、大切な人の力になりたいという想いから学び始めました。
学んでいく中で、自分自身や家族に使う機会も増え、
少しずつ経験を重ねてきました。
体調を崩していた夫が少しずつ元気を取り戻していく姿を見る中で、
「苦しんでいるのは夫だけじゃない。つらい思いをしている人が、みんな元気になれたらいいのに」
そんな気持ちが芽生えるようになりました。
もともと人を癒すことには興味があり、学んだり関わったりしてきましたが、その想いはこの頃からより強くなったように思います。
夫からも背中を押してもらい、私はこの道を歩み続けることを決めました。
そして今回、経験豊富な先生方にお会いする機会をいただき、
改めて大切なことを教わりました。
それは、
「何のために天療術を使うのか」
を忘れないこと。
私はこれまで、
心や体の不調で悩んでいる方に楽になってほしい、
元気になってほしい、
そんな想いで学び続けてきました。
でも今回の学びを通して、
ただその場の不調が軽くなることだけが目的ではないのだと感じました。
その人が本来の元気を取り戻し、
自分らしく過ごせること。
そのためのお手伝いができたら嬉しい。
そんな気持ちが、以前よりもはっきりしました。
まだまだ学ぶことはたくさんあります。
だからこそ、これからも知識や技術を学び続けながら、
一人ひとりと丁寧に向き合っていきたいと思います。