…いかがでしょうか?
ちょっとお腹を引っ込めて、背筋が伸びたのではないでしょうか?
被写体経験のない方を撮影させていただく時
私はまず、自然体である立ち姿、座り姿から撮影します。
すると多くの人が、猫背になってしまってしまいます。
なかなかこれは自分で気づくことはできません。
そ こで「背筋を伸ばしてください」というと、確かに背筋は伸びる。
しかし今度は肩が硬くなってしまう。
つられて首や表情まで硬くなってしまう。
結果「背筋を伸ばす」というお願いのために
いくつも指示を出さなくてはいけない。
お客様は撮影の前に疲れてしまう。
お客様のより良い姿勢や表情を引き出すのも、カメラマンの仕事です。
端からみたら猫背は誰でも気づきます。
「背筋を伸ばしてください」と誰でも指摘できます。
それをいかに、モデルの方に負担の無いように指示できるか。
「肩を、耳に付けるように上げてみて。その肩を後ろに落として」
そういうと肩の力が抜けて、背筋が伸びます。
屋外のポートレート撮影では、機材の差はほとんど出ません(後のブログで説明いたします)
ポートレート撮影は、カメラマンとモデルさんとのラポールがいかにできているか、が写真の出来に直結します。
「どのように伝えれば、どういう姿勢を取ってくれるか」
その引き出しを、どれだけ持っているか。
そこが、プロと素人の差の一つであると考えます。
姿勢を正していただくのは、撮影の間だけではありません。
その後の生活で、ちょっとでも普段の座り方や所作、歩き方がかっこよくなってくれればと思っております。