リビング階段 or ホール階段

記事
コラム
campworksです。

今回は二階建ての住宅を建てるうえで重要な階段について、
お話ししたいと思います。

早速ですが、これから家づくりを始めていく皆さんは階段をどこに
設置したいと考えていますか?
私がお客様とお打合せをしていく中で、特にご夫婦の中でも
意見が分かれやすい内容の一つが「リビング階段」にするか
「ホール階段」にするかという事です。

ただ、それぞれにメリット/デメリットがあり、どちらかが優れている
という事はありません。
その家に住む人の優先する事柄によって、どちらがオススメか変わります。

以下、一般的に言われている特徴です。

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■リビング階段
LDKの中にあり扉で仕切らない階段を指します。

【メリット】
・階段上の吹き抜けを活かし、LDKに解放感をプラス
・子供が帰ってきたとき、家族と顔を合わせる習慣が身に付きやすい
【デメリット】
・換気システムによってはエアコンの効率が悪くなる
・子供の友人など、LDKで過ごしていると嫌でも顔を合わせることになる
・LDKの音が響きやすくなる

■ホール階段
LDKの外、扉で仕切られた場所にある階段を指すことが多いです。

【メリット】
・LDKのエアコン効率が上がりやすい
・子供の友人など、LDKを通らずに自分の部屋に行くことが出来る
・LDKの音が響きづらい
【デメリット】
・子供が帰ってきた時に気付けない可能性がある
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上記を大きく分けると、以下の3つが影響しています。
1.プライバシー、コミュニケーション
2.空調機器の効率
3.音

まずプライバシー・コミュニケーションはメリット/デメリットの
内容そのままです。
ここで考えるべきことは、"年にその機会が何度あるか"という事です。
友人、恋人など他人が家に来る機会は一般的な頻度を考えても
年に数回の方が多いです。
その数回のために、毎日の子供とのコミュニケーションの機会を失う
事はもったいないと思います。
もちろんホール階段でもコミュニケーションを多く取るご家庭も
ありますので、少しでも…という考え方です。

そして空調機器の効率ですが、これは住宅の換気システムによって
メリットにもデメリットにも変わります。
第一種換気と呼ばれる換気システムを採用している住宅会社も
多くありますが、その場合はむしろリビング階段の方が空気が
回りやすくなり、効率が良くなる場合もあります。
ここは建てられるハウスメーカーの標準仕様によって変わると思いますので、
一度確認された方がよいかと思います。

最後に音の問題ですが、私個人としては解決には限度があると考えています。
近年の住宅は吹き付けの断熱材など使用する場合も多く、これまでの住宅と
比べて気密性がとても高いです。
(キッチンの換気扇を回すと玄関ドアが重たくなるほどです)

そのおかげで外から中、中から外への音は小さくなりましたが、
建物内部での音はむしろ響きやすくなっています。
そのため、私は階段がどこにあろうが多少の音は響くと考えています。


色々とお話ししましたが、上記の内容で"何を一番に優先するか"で
階段の位置が変わります。
階段の場所が変われば二階の間取りが変わり、建物の外観が変わります。

実は間取りを考えるうえでとても重要な部屋が階段なのです。
これから間取りを考える段階の方は、安易に考えず慎重に検討されることを
オススメします。

不安な方は間取りの診断やアドバイスを行っておりますので、
お気軽にご相談ください。
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