入口と出口が曖昧な仕事は、ツール化しても迷いやすい

入口と出口が曖昧な仕事は、ツール化しても迷いやすい

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コラム
整理するときに、意外と大切なのが
入口と出口です。

入口とは、その仕事がどこから始まるのか。
出口とは、どこまで進めば完了なのか。

この2つが曖昧なまま、Excelを整えたり、アプリを作ったり、自動化したりしても、現場では迷いが残ることがあります。

たとえば、依頼はメールで来るのか。
口頭でも受けるのか。
チャットでも来るのか。
誰が最初に受けるのか。

そして、完了はどの時点なのか。

相手に回答したら完了なのか。
社内処理が終わったら完了なのか。
確認者がチェックしたら完了なのか。
記録を残して初めて完了なのか。

ここが決まっていないと、ツールを作っても
「これは登録するの?」
「誰が完了にするの?」
「メールにも返信した方がいいの?」
「この状態は終わったと言っていいの?」
という迷いが出ます。

そして結局、分かる人に確認することになります。

便利にするための仕組みなのに、周りで確認が増えてしまう。
これは、ツールの問題というより、業務の入口と出口が整理されていないことが原因かもしれません。

私は、何かを作る前に、まずこの部分を確認したいと思っています。

どこから依頼が入るのか。
誰が受けるのか。
どの情報がそろえば進められるのか。
どこまで終われば完了なのか。
完了の判断は誰がするのか。

ここが見えると、必要な項目も、画面も、通知も、かなり整理しやすくなります。

逆に、入口と出口が曖昧なまま機能だけ増やすと、便利なはずのものが複雑になります。

業務改善は、いきなり作ることから始めなくてもいいと思っています。
まずは、その仕事がどこから始まり、どこで終わるのかを見えるようにする。

それだけでも、現場の迷いは少し減らせます。
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