自動化する前に、業務の流れは見えていますか?

自動化する前に、業務の流れは見えていますか?

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コラム
「この作業、自動化できませんか?」
「AIで何とかできませんか?」
「アプリにしたら楽になりますか?」

最近は、そんな相談や言葉をよく見かけるようになりました。

もちろん、自動化も、AIの活用も、アプリ化も、とても便利です。
うまく使えば、毎日の作業を軽くすることができます。

でも、ひとつ気をつけたいことがあります。

それは、
業務の流れが整理されていないまま作っても、現場が楽にならないことがある
ということです。

たとえば、誰が依頼を受けるのか。
どの情報を見て判断するのか。
どこまで進んだら完了なのか。
例外が起きた時は誰が確認するのか。

こうしたことが曖昧なままツールを作ると、画面やファイルはできても、結局その周りを人が補うことになります。

「便利になるはずだったのに、確認する場所が増えた」
「入力する項目が増えただけだった」
「どちらが正しい情報なのか分からない」
「結局、分かる人に聞いている」

そんな状態になることもあります。

ツールを作ること自体が目的ではありません。
大切なのは、仕事の流れが少しでも分かりやすくなり、現場の負担が減ることです。

だから私は、何かを作る前に、まず業務の流れを見たいと思っています。

どこから仕事が始まるのか。
誰が受けるのか。
どこで止まりやすいのか。
何をもって完了なのか。
どこは人が判断し、どこは仕組みに任せられるのか。

そこを整理してから、Excelでよいのか、関数で足りるのか、マクロが合うのか、アプリ化した方がよいのかを考える。

自動化できます。
アプリも作れます。
でも、その前に業務の構造を見ること。

そこを大切にしたいと思っています。
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