オフィスの複合機で「スキャンができない」「PCに送れない」という相談は非常に多く、プリンターより難しいと感じる人も少なくありません。しかし、Sharp や富士フイルムの複合機は、基本さえ理解すればとてもシンプルに設定できます。
この記事では、現場でよく使われる Sharp / 富士フイルム複合機のスキャン設定の定番手順 をまとめています。
PC側の共有フォルダ設定、本体操作、送信方法まで、初心者でもできるように解説します。
・スキャン方法は3つある(大雑把に分類して)
スキャン方法は大きく次の3種類です。
①メーカーのソフトを使用する方法
メーカー出ているソフトを使用して送る方法。
サイトにいってダウンロード
設定自体は一番簡単。
ただセキュリティソフトに邪魔されて出来なくなったり
しょっちゅうPCを外に持ち運ぶ人も動作が安定しません…
② 複合機の本体からPCへ直接送る(最も使われる方法)
オフィスで最も定番。
“スキャナー → PC送り” が標準運用 です。
現場で最も支持される方式です
設定はちょっと難しい。ただどこのメーカーもこれが一番多いと感じます。
特に業務用だと尚更に
③ サーバーに送る(複数人で使う職場の定番)
部署全員でアクセスできる共有フォルダ(NAS、サーバー、共有PC)を作り、そこへスキャンデータを飛ばす方法です。
②のちょっと応用版。サーバーがあれば正直これが一番おすすめ
メリット:
PCを起動していなくても受信できる
誰でも共有フォルダから取り出せる(設定次第で制限もできます)
大量のデータ保存に向く
オフィスではこれが最強です。
・ 複合機のネットワーク設定を確認(ここをミスると絶対送れない)
スキャン送信に ネットワーク接続 が必須です。
LANケーブルでルーターやハブと接続
IPアドレスが割り当てられている(DHCP or 固定)
ルーターと同一ネットワーク内にPCがある
これができていないと、スキャン送信は絶対に成功しません。
特に企業環境では IPアドレス固定 がほぼ必須です。
・PC側で共有フォルダを作成する
PCへ直接送る場合も、共有フォルダへ送る場合も「共有フォルダの作成」が必須です。
■ Windows 共有フォルダの作り方
スキャン受信用フォルダを作る
右クリック → プロパティ
「共有」タブ
“共有” をオンにする
「読み取り/書き込み」権限を付与
Windows のユーザー名・パスワードを確認
複合機はこのユーザー情報を使ってフォルダへアクセスします。
Sharpでも富士フイルムでも同じです。
・複合機側で送信先(PC or フォルダ)を登録する
登録時に必要な情報
PCのIPアドレス
PC名(またはサーバー名)
共有フォルダ名
WindowsログインID
パスワード
これらを複合機の「アドレス帳」へ登録します。
・ テストスキャンして送信確認
設定が終わったら実際にスキャンします。
よくある失敗原因:
PCの共有フォルダに“書き込み権限”がない
PCのログインパスワードが変わっている
PCのIPアドレスが変わった
Wi-Fi接続のPCが別ネットワークにいる
まとめ|設定は大変だが確認して時間をかければできる
✔ 本体からPCへ直接送信(SMB送信)が一番使われる
✔ 共有フォルダへ送る方法が最も安定・便利
✔ 鍵は「共有設定」と「ユーザー名/パスワード」
複合機スキャンは最初少し難しく見えますが、一度設定してしまえば業務効率が大幅に上がります。
もしうまくいかない、そんな時間をかけたくない場合はぜひご依頼ください。