第五章 第五話 サイゼリアと小さな勇気

第五章 第五話 サイゼリアと小さな勇気

記事
コラム


本当のことを言ったら、
敬遠されると思っていた。

だから、
相手に合わせてきた。

合わせていたほうが、
うまくいく。

ずっと、
そう思っていた。

でも、そろそろ練習しなくちゃ。

私の心の思いを、表に出すことを。


ある日、仲間と一緒に
サイゼリアへ行ったとき。

メニューを見ながら
すでに忖度が始まる・・・。

「私、これ食べたい」

と言いたかったけれど、
急には難しい。

「私、これかこれのどちらかがいい」

最後の選択肢は残しておく。
2拓まで絞った。

これでも、私にとっては大ごとなのだ。


別の日には、自分の思いを中心に
断ってみようとチャレンジしてみた。

今までは
お金が~、
時間が~、
都合が~、

とにかく自分の気持ち以外の
みんなが納得しそうな理由を
見つけて使うのが得意だった。

そんな私も、
「今日は、こうしたい」

と言ってみた。


そして、
ちょっと勇気がいったけれど、

「今回は、やめておく」

とも言ってみた。


言ったときは、
心臓がどきどきした。

相手の反応がどう返ってくるのか、
緊張が続く。


ところが。

思っていたほど、
何も起こらなかった。

関係が壊れたわけでもない。


意見が合わなかったら、
相談すればいい。

それだけのことだった、
のかもしれない。


本音を言ったことで、
ちょっと気まずくなることだってある。

でも、

本音を言ったからと言って、
誰かを失うことに
直結していないと思う。



今までの私は、

「言ったらどうなる?」

を考えて、
その先にある怖さばかりを
想像して固まっていたのです。


でも、
実際に言ってみたら、

「本音を言っても、
何も壊れないことがある」

それを知りました。


友人が、
バンバン自分の好きなものを頼んで、
遠慮なくゲットしていく。

その姿に、学んでいます。


そんな小さな記憶が、
これからの私を、
そっと支えてくれる気がしています。


あなたにも、
「言ってみたら、思っていたほど怖くなかった」
そんな小さな経験はありますか。



🌷最後まで読んでくださり、ありがとうございます🌷

この連載では、
母との関係から始まった心の旅を、
少しずつ綴っています。

もしかしたら、
あなたの心にも重なる景色があるかもしれません。

これからも、一緒にゆっくり歩いていけたら嬉しいです。

そして、もし誰かと一緒に心を整理したくなった日には、
その続きを、安心して話しに来てくださいね。


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