「こんなこと相談してもいいですか?」から始まるご相談ほど、大切なお話だったりします

「こんなこと相談してもいいですか?」から始まるご相談ほど、大切なお話だったりします

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コラム
鑑定の最初に、

「こんなこと相談してもいいですか?」

と聞かれることがあります。

もちろんです、とお答えすると、

「たいしたことではないんですけど……」

「もっと大変な人もいると思うんですが……」

と続くこともあります。

でも、お話を伺っていくと、

決して「たいしたことではない」お話ではなかったりします。

ずっと誰にも言えなかったこと。

何度も考えてしまうこと。

本当は傷ついていたこと。

誰かに話すほどではないと思って、ずっと心の中にしまってきたこと。

そんなお気持ちが、少しずつ出てくることがあります。

人は不思議なもので、

とてもつらいときほど、

「このくらい大丈夫。」

と思おうとすることがあります。

誰かと比べて、

「もっと大変な人もいるから。」

と、自分の気持ちを小さくしてしまうこともあります。

でも、

悩みに順位をつけなくてもいいのだと思います。

同じ出来事でも、

気にならない人もいれば、

心に残る人もいます。

どちらが正しいということではありません。

大切なのは、

その出来事を、あなたの心がどう感じているか

ということなのだと思います。

「こんなことで悩むなんて。」

そう思っていることほど、

実は、心の奥にある別の気持ちにつながっていることもあります。

例えば、

「彼から連絡が来ない。」

というお話の奥に、

「大切にされているのか不安。」

という気持ちがあったり。

「職場の人の一言が気になる。」

というお話の奥に、

ずっと我慢してきた人間関係の疲れがあったり。

最初は小さなお話だったはずなのに、

話しているうちに、

「私、本当はこれがつらかったんですね。」

と気づかれることもあります。

だから私は、

ご相談の内容が大きいか、小さいかよりも、

「なぜ、それが今こんなに心に残っているのだろう。」

というところを大切にしています。

うまく説明できなくても大丈夫です。

何から話したらいいのか分からなくても、

「なんとなくモヤモヤする。」

そこから始めることもできます。

話しているうちに、

少しずつ気持ちが言葉になっていくこともあります。

「こんなこと相談してもいいですか?」

そう思うくらい、

ずっと一人で抱えてきたことなら、

もしかすると、それはもう、

誰かに話してもいい頃なのかもしれません。

自分の心が気になっていることを、

「たいしたことではない」と片づけなくてもいいのだと思います。


🌿ポイント

・悩みの大きさを、誰かと比べなくてもいいのかもしれません。

・小さく見える悩みの奥に、本当の気持ちが隠れていることがあります。

・うまく説明できなくても、
「なんとなくモヤモヤする」から話し始めても大丈夫です。



「こんなこと聞いていいのかな。」

そんなご相談も、私は大切なお話だと思っています。

答えを急いで出すのではなく、お話を伺いながら、
今の気持ちや心の奥にあるものを一緒に整理していけたらと思っています。
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