「本当はもう答えが出ている気がします」と言われる瞬間があります

「本当はもう答えが出ている気がします」と言われる瞬間があります

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コラム
鑑定でお話をしていると、

途中でふっと、

「先生……私、本当はもう答えが出ている気がします。」

と言われることがあります。

最初は、

「どうしたらいいでしょうか。」

「どちらを選べばいいでしょうか。」

と迷われていたはずなのに、

お話をしていくうちに、ご自身の口から答えが出てくる。

そんな瞬間があります。

もしかすると私たちは、

答えが分からなくて迷っているときばかりではないのかもしれません。

本当は答えが分かっているけれど、その答えを選ぶことが怖い

そんなときもあるのだと思います。

例えば、

本当はこの仕事を辞めたい。

でも、辞めたあとのことが不安。

本当は、この恋から少し離れたほうがいいと思っている。

でも、離れたら本当に終わってしまいそうで怖い。

本当は新しいことを始めてみたい。

でも、失敗したらどうしようと思って動けない。

心の奥では、

小さな声で答えが聞こえている。

けれど、

「本当にそれでいいの?」

「後悔しない?」

「間違っていたらどうする?」

そんな不安の声が大きくなると、

自分の本当の気持ちが分からなくなってしまうことがあります。

だから、

誰かに「正解」を教えてほしくなることもあるのかもしれません。

もちろん、

鑑定ではカードや宿命、今の流れなどから見えてくることをお伝えします。

でも、

「こちらを選べば絶対に大丈夫。」

と、その方の人生を代わりに決めることはできません。

むしろ、お話を伺いながら、

「こちらのお話をされているときは、とても楽しそうですね。」

「さっきから何度か、その言葉が出ていますね。」

そんなことをお伝えすると、

しばらく考えたあと、

「ああ……やっぱり私は、こっちに行きたいんですね。」

と気づかれることがあります。

その瞬間、

何か新しい答えが生まれたというより、

ずっと心の中にあった気持ちに、ようやく自分で気づけた

そんなふうに感じることがあります。

答えが見えても、

すぐに行動できるとは限りません。

怖いものは怖いですし、

準備が必要なこともあります。

だから、

「分かったなら、すぐ動かなきゃ。」

と焦らなくてもいいのだと思います。

まずは、

「私は本当はこうしたかったんだ。」

と気づくだけでもいい。

その気持ちを知ったうえで、

いつ動くのか。

どんな方法なら動けそうなのか。

少しずつ考えていけばいいのかもしれません。

もし今、

同じことを何度も考えているのなら、

「正解は何だろう。」

ではなく、

もし何も怖くなかったら、私はどうしたいだろう。

と、自分に聞いてみるのも一つです。

すぐには答えが出なくても大丈夫です。

その問いのあと、

心のどこかで小さく浮かんだもの。

それが、

あなたがずっと聞こうとしていた自分自身の声なのかもしれません。

🌿ポイント

・答えが分からないのではなく、
分かっている答えを選ぶことが怖い場合もあります。

・自分の本音に気づいたからといって、すぐに行動する必要はありません。

・「正解」ではなく、「本当はどうしたい?」と自分に問いかけることで
見えてくるものがあります。

鑑定では、答えをこちらから決めるのではなく、

今の流れや持って生まれた性質も一緒に見ながら、
ご自身の中にある気持ちを整理していくことを大切にしています。

「何を聞けばいいのか分からない」というところからでも、
ゆっくりお話しいただいて大丈夫です。
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