その健康的な食事、食べ過ぎかも?管理栄養士が教える“健康にいい食べ物”との付き合い方

その健康的な食事、食べ過ぎかも?管理栄養士が教える“健康にいい食べ物”との付き合い方

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こんにちは、管理栄養士のさわこです。

「健康のために、ナッツを食べています」

「毎朝、ヨーグルトと果物を食べています」

「小腹が空いたら、グラノーラを食べています」

どれも、健康を意識した食生活ですよね。

でも、ちょっと気になることがあります。

「体にいいものだから」と、食べる量まで増えていませんか?



「健康にいい食べ物」なら、いくら食べてもいい?

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健康を意識すると、

「何を食べるか」

に目が向きます。

野菜を増やす。

果物を食べる。

ナッツを取り入れる。

ヨーグルトを食べる。

どれも、それぞれに栄養的なメリットがあります。

でも、

「健康にいい」=「たくさん食べてもいい」

ではありません

ここは、管理栄養士としてお伝えしたいところです。




「体にいいから」が、食べ過ぎのきっかけになることも


例えば、ナッツ。

良質な脂質や食物繊維などを含み、間食にも取り入れやすい食品です。

でも、

「ナッツは体にいいから」

と袋からそのままポリポリ。

気づいたら、かなりの量を食べていた。

そんな経験はありませんか?

果物も同じです。

ビタミンや食物繊維などを含むので、健康のために取り入れたい食品。

でも、

「果物なら太らない」

と、何種類もたくさん食べればいいというわけではありません。

健康にいい食品にも、エネルギーはあります。

だからこそ、「何を食べるか」と「どのくらい食べるか」はセットで考えたいのです。




一つひとつは健康的。でも「重なる」とどうなる?


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もう一つ気をつけたいのが、

健康に良さそうな食品を、どんどん足していくこと。

例えば、こんな食事。

朝食に、

グラノーラ
+ヨーグルト
+バナナ

午前中にナッツ

昼食後に果物

午後にスムージー

一つひとつを見れば、

「体に悪いもの」ではありません。

むしろ、健康を意識して選んでいる食品ばかりです。

でも、

全部を「健康のため」と足していったら?

食事全体では、意外とエネルギーや糖質が多くなっているかもしれません。

「これは体にいい?」

だけではなく、

「今の私の食事に、どのくらい必要?」

と考えることが大切なんです。


「健康にいい食べ物」をやめる必要はありません


ここで誤解してほしくないのは、

「ナッツは食べないほうがいい」

「果物は太るからやめよう」

「グラノーラは健康に悪い」

という話ではありません。

私は、食べることを極端に制限することもおすすめしません。

大切なのは、

量と組み合わせです。

例えばナッツなら、

袋のまま食べるのではなく、

食べる分だけ小皿に出す。

それだけでも、食べる量を意識しやすくなります。

果物なら、

「健康にいいから」と何種類も重ねるのではなく、

その日の食事全体を見ながら楽しむ。

ヨーグルトやグラノーラも、

組み合わせや量によって、食事全体のエネルギーや糖質量は変わります。

だからこそ、

食品単体ではなく、食事全体で考える。

これが管理栄養士としておすすめしたい見方です。




健康的な食事は「足し算」だけではありません


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健康情報を見ていると、

「○○を食べると健康にいい」

「△△を毎日食べよう」

という情報がたくさんあります。

だから、つい、

「何を足そう?」

と考えてしまいます。

でも、健康的な食事は、

足し算だけではありません。

一度、自分の食事を眺めてみる。

「これはもう十分食べているな」

「これは少し重なっているかも」

「ここは量を調整してみよう」

そんなふうに考えることも大切です。

「健康にいい」と「自分に必要」は違う

ここは、ぜひ覚えておいてほしいところ。

どんなに健康にいい食品でも、

あなたに必要な量は、みんな同じではありません。


年齢や体格、活動量、食事全体の内容によっても変わります。

だから、

「○○が健康にいいらしい」

という情報だけを切り取って、

毎日必ず食べる。

たくさん食べる。

という必要はありません。

健康情報は、

「取り入れるきっかけ」にはしても、
「食べる量を決めるルール」にはしすぎない

私は、そんなくらいがちょうどいいと思っています。



「体にいいから」を免罪符にしない


食べ物は薬ではありません。

「体にいいから、たくさん摂れば摂るほど健康になる」

というものではないのです。

そして、食事は栄養素だけでできているものでもありません。

おいしいから食べる。

好きだから食べる。

季節を楽しむために食べる。

誰かと一緒に楽しむ。

そんな役割もあります。

だから私は、

「体にいいものを食べる」だけではなく、
「おいしく、ちょうどよく食べる」

ことを大切にしたいと思っています。




今日の食事、「足す」前に一度見てみませんか?


「健康のために」と、いろいろな食品を取り入れている方。

一度、今日の食事を振り返ってみてください。

何か足りないものはないか。

反対に、同じようなものが重なっていないか。

そして、

「体にいいから」ではなく、
「今の自分に、この量が必要かな?」

と考えてみる。

健康的な食事は、

何を足すかだけではありません。

“ちょうどよくすること”も、立派な健康管理です。

食べることを我慢しすぎず、

健康情報に振り回されすぎず、

今日も、おいしく。

だからこそ、知って、選んで、ちょうどよく食べたいものです。


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