第2回 経営に悩まれている方へ 経理経験から見えてきた“資金繰りの不安”との付き合い方

第2回 経営に悩まれている方へ 経理経験から見えてきた“資金繰りの不安”との付き合い方

記事
ビジネス・マーケティング
【この記事から得られること】
この記事は「資金繰りの不安は “数字” だけでなく “人の痛み” と向き合うことで早期解決につながる、という気づきを共有する記事」になります。

企業経営において、「お金の不安」は常に背中合わせです。
売上、支払い、借入、税金、給与、家賃──そのどれもが日々の判断を迫ります。
私自身、20年以上、経理や法務の現場で中小企業の資金繰りと向き合ってきました。最初は「お金はロジックで回るもの」だと思っていました。
けれど、破産や資金ショートの現場を数多く経験する中で、次第に気づいたのです。
数字の裏側には、“経営者の苦しみ”があるということに。

数字の向こうにある“誰かの苦しみ”
かつて私は、会社員として売掛金の回収業務を担当していました。
支払い遅延に対して定型文で督促をかけ、入金がなければ再督促。
遅れが続けば、念書を差し入れさせたり、担保を取ることもありました。
法律的には正しい。でも、相手の気持ちに思いを馳せることは、当時の私にはできていませんでした。
そんな中、破産支援の現場で出会った経営者が、静かにこう言いました。
「払いたくても払えない。自分の判断ミスのせいだとわかっていても、取引先に顔向けできない。」
その方と一緒に取引先へ頭を下げ、状況を説明した日。
数字の向こうに“人の痛み”があることを、私は初めて実感しました。
相談は、早ければ早いほど傷が浅い
多くの経営者は、「資金繰りの不安は自分で解決すべき」と考えています。
家族に心配をかけたくない、社員に不安を見せたくない──。
その想いが、逆に相談のタイミングを遅らせてしまうのです。
でも、私の経験上、資金繰りの悩みは、早く共有すればするほど選択肢は広がります。
相談が遅れたことで再建できたはずの事業が立ち行かなくなるケースを、私は何度も見てきました。

開業準備中の私の立ち位置
私は現在、茨城県守谷市に住みながら隣の取手市で「つなぎの杜オフィス 白川啓介行政書士事務所」として開業準備を進めています。
特に、資金繰り・財務・事業承継・清算支援に強い行政書士として、経営者の“壁打ち役”になれる存在を目指しています。
経営者が「まだ大丈夫かもしれない。でも、どこかモヤモヤする」と感じているうちに、
そっと相談できる相手がいたら──。
そんな“最初の相談相手”になれることが、今の私の目標です。

最後に:お金に支配されない経営を
お金は、会社にとって大切な“血流”です。
資金が止まれば、どんなに黒字でも会社は動かなくなります。
しかし、お金に支配されて心をすり減らしてしまえば、経営の本質を見失ってしまう。
私は、経営者の皆さまがお金の悩みから自由になり、事業に集中できる環境を整えるお手伝いをしたいと思っています。
どんな小さな悩みでも構いません。
「今のうちに相談しておけばよかった」と思う前に、どうか声をかけてください。

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