【前嶋拳人】スキルは貯金より回転率

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ビジネス・マーケティング
フリーランスになってから、「スキルは資産」という言葉をよく耳にする。確かに、経験や知識はなくならないし、うまく活かせば仕事につながる。でも最近は、それ以上に大事なのはスキルの回転率だと感じている。

貯金は使わなければ減らないが、スキルは使わないと劣化する。特にITの世界では、数年前に当たり前だった技術が、あっという間に古くなる。JavaやC#のような長寿命の技術もあれば、数年でメインストリームから外れるフレームワークもある。

だから、持っているスキルをしまい込むより、小さくてもいいからすぐ使ってみる方が価値が高い。新しいフレームワークを試す、友人のプロジェクトを手伝う、個人開発をする。そうやって循環させると、スキルは鮮度を保ったまま成長していく。

ココナラのようなプラットフォームは、この「スキル回転率」を高めるのに向いていると思う。小さな依頼でもすぐに着手でき、しかも誰かの役に立つ。納品というゴールがあることで、知識が実践に変わる。結果として、次に同じような依頼が来たときは、前より早く高品質に仕上げられるようになる。

逆に、完璧に仕上げてから世に出そうとすると、機会を逃すこともある。少し荒削りでも動くものを出し、フィードバックを受けて改善する方が、成長のスピードは速い。これはシステム開発でも同じで、リリースしてからが本当のスタートだ。

スキルは持っているだけでは価値を生まない。使って、改善して、また使って…その回転の中で価値が積み上がっていく。
これからも「貯めるより回す」スタンスで、自分のスキルを磨き続けたい。
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