ココナラで新しいサービスを作ろうとすると、
・自分の得意なことを出品すればよいのか
・人気カテゴリーへ合わせた方がよいのか
・価格はいくらにすればよいのか
・どこまで対応内容へ含めるべきか
といった迷いが出てきます。
サービス設計では、何か一つだけを見て決めるのではなく、
・自分に提供できること
・購入者が求めていること
・購入者へ渡せる価値
・提供にかかる時間と負担
・無理なく続けられる価格と範囲
をつなげて考える必要があります。
この記事では、ココナラの商品設計を考えるときの全体像を、
簡単に整理します。
強みだけでは商品にならない
サービスを作るとき、
最初に自分の強みや得意なことを考える方は多いと思います。
もちろん、自分にできることは大切です。
しかし、
「私はこれが得意です」
だけでは、購入者が買う理由にはなりません。
購入者が知りたいのは、
・自分のどの悩みに対応してもらえるのか
・何を受け取れるのか
・利用した後にどうなれるのか
という部分です。
強みは、そのまま商品名になるものではありません。
自分の強みを、購入者の悩みと結びつけて説明する必要があります。
市場ニーズだけを追っても続かない
反対に、売れているサービスだけを見て商品を作る方法にも注意が必要です。
需要があるテーマでも、
・自分には十分な経験がない
・提供するたびに強い負担がかかる
・本来やりたいことと大きく違う
・購入者の期待へ応え続けるのが難しい
という状態では、長く続けられません。
市場ニーズを見ることは必要です。
ただし、
「売れそうだから作る」
だけではなく、
「自分が無理なく価値を提供できるか」
も同時に確認する必要があります。
強みとニーズが重なる場所を探す
商品設計では、
・自分にできること
・購入者が求めていること
が重なる場所を探します。
たとえば「人の話を聞くことが得意」という強みだけでは、
まだ商品として曖昧で伝わりづらいです。
そこへ、
・誰の話を聞くのか
・どのような悩みを扱うのか
・話を聞いた後に何を返すのか
・どこまで対応するのか
を加えることで、サービスの形が見えてきます。
大切なのは、強みを大きく見せることではありません。
購入者の悩みに対して、
自分の経験や得意なことをどのように役立てるかを考えることです。
提供内容だけでなく、対応範囲も決める
サービスを作るときは、
「何をするか」
だけでなく、
「どこまで対応するか」
も決める必要があります。
対応範囲が曖昧だと、
・追加の質問が増える
・想定外の依頼を断りにくい
・納品後の対応が終わらない
・購入者との認識がずれる
といった問題が起こります。
サービス説明には、できることだけでなく、
・含まれる内容
・含まれない内容
・追加料金になる条件
・対応できない相談
・納品後の対応範囲
も分かるようにしておくことが大切です。
境界線を明確にすることは、購入者を遠ざけるためではありません。
購入前の不安や、購入後の行き違いを減らすためです。
売れる前に、売れた後を考える
サービスを作るときは、
どうすれば売れるかに意識が向きやすくなります。
しかし、実際に重要なのは、
「売れた後も無理なく提供できるか」
という点です。
たとえば、1件の対応に3時間かかるサービスが、
1日に何件も売れたらどうなるでしょうか。
売上は増えても、
・納期に追われる
・休む時間がなくなる
・返信が遅れる
・品質を保てなくなる
可能性があります。
販売件数が増えるほど苦しくなる商品は、長期的には続きません。
出品前に、
・1件にかかる時間
・同時に対応できる件数
・繁忙時の納期
・追加対応の有無
・受付休止の基準
まで考えておくと安心です。
価格は相場だけで決めない
価格を決めるとき、競合サービスの相場は参考になります。
ただし、相場だけで決めると、
自分の作業量や提供内容と合わない場合があります。
価格を考えるときは、
・提供にかかる時間
・準備や返信などの見えにくい工数
・購入者へ渡している価値
・求められる経験や技術
・継続できる件数
・手数料を差し引いた利益
も確認します。
安い価格は購入されやすく見えるかもしれません。
しかし、安くしなければ売れない設計になっているなら、
価格以外に原因がある可能性もあります。
価格は最後に付ける数字ではなく、商品設計の一部です。
新商品を作る前に確認したいこと
新しいサービスを出品する前に、最低限次の点を確認します。
・誰のどの悩みを扱うのか
・購入者へ何を提供するのか
・自分の強みをどこで使うのか
・既存サービスとの違いは何か
・1件あたりどれくらい時間がかかるのか
・対応範囲はどこまでか
・その価格で続けられるか
すべてを完璧に決めてから出品する必要はありません。
実際に出品した後、
購入者の反応を見ながら修正することも必要です。
ただし、何も整理せずに出品すると、売れない原因も、
売れた後に苦しくなる原因も分かりにくくなります。
まずは仮説を立てて、小さく出品し、反応を見ながら改善する。
そのくらいの考え方が現実的です。
サービス設計に唯一の正解はない
同じカテゴリーで活動していても、
・経験
・得意なこと
・使える時間
・理想の売上
・対応できる件数
・目指す生活
は人によって違います。
そのため、すべての人に共通するサービス設計はありません。
売上を増やしたい方もいれば、
件数を減らして生活を整えたい方もいます。
高単価の商品を作りたい方もいれば、
短時間で提供できる商品を増やしたい方もいます。
大切なのは、
自分は、誰に、何を、どのくらいの負担で届けたいのか
を整理することです。
サービス設計に関する記事一覧
このカテゴリーでは、今後次のテーマを詳しく扱います。
・サービス名で何を伝えるか
・キャッチコピーの役割
・強みと市場ニーズのつなぎ方
・競合サービスを見るときのポイント
・価格を決める前に確認したい工数
・対応範囲の決め方
・売れた後も困らない受付件数
・新商品を作る前の確認項目
・既存商品との違いの作り方
・商品を終了または統合するときの考え方
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