「人と関わることで自分も成長する」と実感した瞬間

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 私はずっと何も見えていません。自分の事さえも見えていなくて、他人とかかわることで初めて自分を知ることばかりです。

 初恋の人には、自分が制御できていないことを教えてもらいました。制御する感覚もなく、ただただ生きていた僕に振り回されてくれた彼女は傷つきながらも身をもって暴れ具合を教えてくれました。病み散らかしていて、ノイズのような自己否定ばかり聞かせてごめんなさい。縁は切れちゃったけど、今でも尊敬しています。

 色々と揉め事が起きた人たちには、長期的な関係の築き方を知らないと自覚させられました。白黒はっきりつけたがって、友達なのか何なのかわけもわからないままに名前を付けようとして、おびえられていたように思います。恋人がほしくて、友達が欲しくて。でも、友達って言えるだけの信頼を返せなくて、恋人と名乗れるほどの安定性がなくて。そんな状態の僕が傷つけてしまった人たち……。申し訳なくなりますね。

 初めての恋人には、自分がコンプレックスで固められていることを教えてもらいました。どんなに好きと言われても自分が好かれるはずがないと信じ込んでいるために内部でエラーが起きて不安定になってしまいました。結局、自分の信じた世界でしか生きることが出来ないのかなと絶望させられるとともに、そんな自分に嫌気がさした瞬間でもありました。「いつか、誰かに好いてもらえれば……」なんて甘っちょろいことを思っていた僕には壁が多いことを思い知らされました。

 すべて、出会わなければ気づけなかったことです。痛みを伴いながらも、大事にしていかないといけない傷です。

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