人間はミスする生き物だ。
そしてそのミスは、なぜか人生の大事な場面ほど発動する。
・急いでいる時ほど鍵が見つからない
・´絶対に押すな´と言われたボタン
人生は、ミスの積み重ねでできている。
もはやポイントカードがあったらとっくにゴールド会員。
①「財布を忘れた日に限って現金オンリーの店に当たる」
普段はキャッシュレスで生きてるのに、財布を忘れた日に限って、´現金のみ´という絶滅危惧種 みたいな店に遭遇する。
しかも店員さんの目が優しい。
その優しさが逆に刺さる。
②「急いでいる時に限って信号が全部赤」
普段は青が続くのに、遅刻確定の朝だけ、全信号が´お前は通さない´の顔をしてくる。
信号機、絶対AI搭載してるだろ。
③「´絶対に落としちゃいけないもの´を落とす」
・新しいスマホ
・満タンのコーヒー
・買ったばかりの卵
落とした瞬間、人生のBGMが一瞬だけ無音になる。
④「財布の中身を確認したのにまた確認する」
家を出る前、財布を開けて中身をチェック。ちゃんと入ってる。よし完璧。
……なのに玄関を出て3歩で不安が来る。「本当に入ってた?」
さっき確認したばかりなのに、もう信用できない。
結局その場で財布を開く。入ってる。そりゃそうだ。
安心して歩きだす。でも5分後、また不安が来る。
「いや、さっき見たのは´昨日の記憶´かもしれない」
そしてまた財布を開く。入ってる。そりゃそうだ。(2回目)
財布の中身より、私の記憶のほうがよっぽど薄い。
⑤「自動ドアが反応しない」
自動ドアの前に立つ。 開かない。 もう一歩近づく。まだ開かない。
ついには、そっと体を左右に揺らしてみる。 “人間らしさ”をアピールするために。 でも開かない。
最終的に、 自動ドアの前で一人だけ盆踊りみたいな動きをする私。
店員さんが気づいてくれて、手動で開けてくれた瞬間、
私の存在がようやく認識された。
どうやら今日の私は、自動ドアにとって“透明”だったらしい。