「何を食べるか」だけでは足りない 生き物が育った環境まで考える食べ方

「何を食べるか」だけでは足りない 生き物が育った環境まで考える食べ方

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コラム
「何を食べるか」だけでは足りない
生き物が育った環境まで考える食べ方


卵や肉、野菜を選ぶとき、皆さんは何を基準にしていますか?


価格、見た目、栄養成分、産地、賞味期限。
さまざまな基準がありますが、私は「その生き物が、どのような環境で育ったのか」という視点も大切だと考えています。


動物であっても、植物であっても、人であっても、育った環境から大きな影響を受けます。


同じ卵でも、どのような場所で飼育された鶏なのか。
どのような餌を食べ、どのように過ごしてきたのか。
病気を防ぐために、どのような管理が行われていたのか。


卵という「完成した食品」だけを見ていては、その背景まではわかりません。


平飼いが「特別」になっている不自然さ


近年は「平飼い卵」という言葉を目にする機会が増えました。


しかし、本来の鶏は自分の足で歩き、地面をつつき、植物だけでなく虫なども食べる雑食性の動物です。
その鶏が動き回れる環境で育つことが、付加価値のある特別なものとして扱われていることに、私は違和感を覚えます。


現在の畜産では、生産量や価格、管理のしやすさなどを優先するため、
限られた空間での飼育や、効率を重視した餌・健康管理が行われることがあります。


もちろん、生産者だけを責めればよいという話ではありません。


安定して大量に供給することを求めてきた社会と、「できるだけ安く買いたい」と考える私たち消費者も、その仕組みをつくっている一員だからです。


安さの背景に何があるのか

安い食品そのものが、すべて悪いわけではありません。
高価なものを選べば、必ず安心できるわけでもありません。


大切なのは、価格だけで判断せず、その安さがどのように成り立っているのかを一度考えてみることです。


私たちが安さや便利さだけを求め続ければ、生き物の育ち方まで人間の都合に合わせて変えられていきます。


それは鶏だけの問題ではありません。
牛や豚、魚、野菜、果物、穀物にも、それぞれ本来の育ち方があります。


植物が育った土壌はどうだったのか。
季節に合った育ち方をしているのか。
動物は何を食べ、どのような環境で過ごしたのか。


食べ物を見るときには、その姿だけでなく、そこに至るまでの過程にも目を向ける必要があります。


人間も「育った環境」に影響されている



生き物が育った環境を考えることは、私たち自身を考えることにもつながります。


人の身体や食べ方も、家庭環境、地域、親との関係、これまでの経験などによってつくられています。


「なぜ、この食べ物ばかり欲しくなるのか」
「なぜ、身体に合わないと感じても食べ続けるのか」
「なぜ、安さや便利さだけで選んでしまうのか」


そこには、知識だけでは説明できない、その人なりの背景があります。


身体の不調を考えるときも、「何を食べればよいか」だけでなく、これまでどのような環境で育ち、
どのような食べ方や生き方を身につけてきたのかを見ることが大切です。


食べ物の背景を見ることは、自分を見ること



すべての食品を理想的なものに変える必要はありません。
高価な食品だけを選ぶ必要もありません。


まずは、目の前の食べ物が「どのように育てられ、ここまで届いたのか」に関心を持つことです。


生き物を人間にとって都合のよい商品としてだけ見るのか。
それとも、一つの命として、その育った環境まで想像するのか。


その違いは、食品の選び方だけではなく、私たちの生き方や心のあり方にも表れるのではないでしょうか。


あかつき道整骨院では、症状だけを見るのではなく、食生活や生活習慣、育ってきた環境、現在の人間関係なども含めて、
身体に起きていることを一緒に考えています。


「食事を変えているのに調子がよくならない」
「何を食べればよいのかわからない」
「同じ不調を繰り返している」
「自分の身体と食べ方を根本から見直したい」


このようなお悩みがありましたら、一度ご相談ください。オンライン相談にも対応しています。
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