回数が伸びない人ほど、まずフォームを見直してほしい

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自重トレをしていると、

「懸垂の回数を増やしたい」
「腕立てをもっとできるようになりたい」
「ディップスで100回を目指したい」

このように、どうしても「回数」に目が向きやすくなります。

もちろん、回数が増えることは成長のひとつです。

ただ、個人的には回数を増やす前に、まずフォームを見直すことが大切だと考えています。

なぜなら、フォームが崩れたまま回数だけ増えても、本当の意味で強くなったとは言い切れないからです。

例えば懸垂。

最初の10回はしっかり顎がバーを越えていたのに、疲れてくると可動域がどんどん浅くなる。

腕立てなら、最初は胸をしっかり下ろしていたのに、後半はほとんど肘が曲がっていない。

ディップスでも、回数を増やしたい気持ちが強くなるほど、トップやボトムの位置が曖昧になってしまうことがあります。

こうなると、数字としては「回数が増えた」ように見えても、実際にはフォームの基準が変わっているだけかもしれません。

だからこそ、まずは回数よりも「1回の質」を揃えることが大切です。

10回なら10回。

最初の1回目から最後の10回目まで、できるだけ同じフォーム、同じ可動域で行う。

そこから11回、12回と少しずつ増やしていく。

この順番のほうが、自分が本当に成長しているのか分かりやすくなります。

フォームを意識するメリットは、見た目が綺麗になることだけではありません。

毎回同じ基準でトレーニングできるようになるので、

「前回より本当に強くなったのか」
「どの部分でフォームが崩れるのか」
「何回目から疲労が出始めるのか」

こういったことも分かりやすくなります。

自重トレは、自分の身体そのものを使うトレーニングです。

だからこそ、重量だけではなく、身体の動かし方そのものがトレーニングの質に直結します。

回数を増やすことばかり考えている人ほど、一度自分のフォームを動画で撮って確認してみてください。

意外と、

「思っていたより可動域が浅かった」
「後半だけフォームが変わっていた」
「反動を使っていた」

ということに気づくかもしれません。

回数を増やすことは大切です。

でもその前に、

「今の1回を、ちゃんとした1回にする」

僕はここが一番大切だと思っています。

基本的なフォームを安定させて、そのフォームのまま回数を増やしていく。

遠回りに見えるかもしれませんが、長く自重トレを続けていくなら、結果的にこの積み重ねが一番大きな差になります。

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