仕事中、忙しいときもあれば、少し手すきになる時間もありますよね
同じ仕事をしていても、好きな作業が人によってちがったり、自分にはこの仕事合わないなあと思う瞬間があったり……
勤務中に立ち止まる時間があると、体は仕事をしながら、頭は自分を見つめ直しているなんて時もあると思います
今回の99粒ドラマは、そんな仕事中の喜怒哀楽がいろいろ登場
「セルフレジ」シリーズ第7弾、働くスタッフさん視点編スタートです
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#61
セルフレジでスキャンし、秩序正しく商品を詰めるのが好き。好きが高じてバイトを始め、セルフレジ当番になった、が、無秩序に詰める人を見るとついイライラ……
#62
学校じゃあまり話さない同級生が、バイト先の店の常連さん。でもなんだかトラブル体質で、よくセルフレジをエラーさせている
#63
セルフレジ担当でバイト中。スタンプカードは人間の仕事なので、押す人いないかなあ、とワクワク待機
#64
機械オタクの自分にぴったりと思い、セルフレジ担当の仕事を開始。エラーも出さずに黙々と働くレジたちを見守りながら、えらいなあと充実した気持ちで立っている
#65
接客の仕事がしてみたくてスーパーの店員になったが、主にセルフレジの横で、番をしながらキャンペーン告知を繰り返す日々。同じこと言ってるだけの自分の方が機械みたいだなア……と複雑な気持ちでいる
#66
バイト中、セルフレジの近くで待機する役は交代で回ってくるが、自分には絶対に向いてないと思っている。なぜなら客が軽い品の上に重いものを載せているとどうしても口を出したくなって我慢できない。購入者の自由なんだから、と店長にさとされるも、すごい剣幕で客をにらんでしまう
#67
セルフレジ横で待機の仕事をしていると、たまに会計を終えたお客さんから、購入をやめた商品を手渡されることがある。そういう商品を元あった場所へ戻しにいくのが、なんだか小さな冒険みたいに思えて、実は一番好きな作業だったりする
#68
セルフレジ待機の仕事は、いつも混雑のピークが過ぎるまで。買っては帰っていくたくさんの人を眺めながら、あれ美味しそう、あの商品見たことないな、とお腹を空かせている
#69
人と話すのが、得意ではないけど好きではあるから、ちょっとした接客がしたくて店員に。セルフレジ担当になるも、レジが全然エラーも故障もせず、少し物足りない気分で毎日苦笑いしている
#70
忙しい時間帯に限ってあっちもこっちもレジがエラーするため、「なんて聞き訳がないんだ」といつも内心カッカしているが、本音は一台ずつきちんと見たい(直したい)がゆえ
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”今、セルフレジで働いている人の作品をちょうど作ってます!”
……という方はそうそういらっしゃらないと思いますが、今回読んでいただいて、
「うちの小説の主人公を仕事させたらこのタイプだなあ」
「友人キャラのバイト先に顔を出すうちの子が目に浮かんだ!」
「この情景、敵キャラのおまけ1コマ漫画に使えそう」
なんてぴんと来た一粒がありましたら、ぜひ作品にご利用ください
『99粒ドラマ』は読みものとしてお楽しみいただく他、
アレンジ・合体等自由、クレジット不要(任意)で、お使いいただくことも可能となっております
もちろん、セルフレジとはまったく無関係に、想像を広げていただいても問題ありません
お役に立てたら、また見に来てもらえるとうれしいです
次回は「ソロでのセルフレジ利用」に戻って、それぞれのプチこだわりとともにお届けいたします
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
紫村しむ