こんにちは、佐藤誠之です。
愛知県の武豊町と半田市を拠点にフリーランスエンジニアとして
活動しています。
先週末、武豊町の朝市に足を運んだ時のこと。
いつも野菜を買わせてもらっている田中さんという農家のおばあちゃんから、
思いがけない相談を受けました。
「誠之くん、スマホの写真がいっぱいになっちゃって困ってるの。
孫に野菜の写真を送れないの」
東京時代なら、こういった相談は「時間がない」の一言で
断っていたかもしれません。でも、地方で暮らしていると、
こうした小さな困りごとが地域の絆を深めるきっかけになることを
知っています。
その場でスマホの容量整理をお手伝いしながら、
簡単な写真管理の方法をお教えしました。田中さんの喜ぶ顔を見て、
改めて気づいたことがあります。
ITスキルって、大きなシステム開発だけじゃない。
日常の小さな不便を解決することで、誰かの生活がちょっと豊かになる。
それも立派な技術の活用なんだと。
翌週、田中さんから「孫から返事が来た!」と
嬉しそうに報告をいただきました。写真と一緒に送られてきた孫御さんの
「おばあちゃんの野菜おいしそう!」というメッセージを見せてくれた時の
笑顔は忘れられません。
地方移住して3年。都市部のスピード感とは違う、
この「ゆっくりした時間」の中で生まれる人とのつながりが、
私の仕事観を大きく変えました。
技術は人を幸せにするためのもの。そんな当たり前のことを、
武豊町の朝市で改めて教えてもらいました。今度は田中さんから、
美味しい野菜の育て方を教えてもらう予定です。
こういう相互の学び合いが、地方暮らしの醍醐味だと感じています。