【佐藤誠之】武豊町/半田市 | 都会の友人に案内して気づいた、武豊町の優しさ

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先日、東京時代の同僚が武豊町を訪ねてくれました。
「佐藤さんがそんなに気に入った場所を見てみたい」と言って、わざわざ
新幹線で来てくれたんです。

正直、何を案内すれば良いか迷いました。観光地らしい観光地が
あるわけでもない。でも、普段の散歩コースを
一緒に歩いてみることにしました。

まずは武豊線の駅から商店街へ。シャッターが降りた店も多く、
「うーん...」と友人が困った顔をしたとき、お米屋のおばあちゃんが
声をかけてくれました。

「東京から来たの?」
「この子はプログラマーでね、移住してきたのよ」と、
まるで家族を紹介するように。

次に向かった港では漁師のおじさんが獲れたての魚を見せてくれて、
近くの食堂のお母さんが「せっかくだから」と
刺身を追加サービスしてくれました。

友人は驚いていました。「東京では絶対にあり得ない」と。

夕方、田んぼ道を歩きながら友人が言いました。
「ここには『人の温度』があるね」。

そうか、これが武豊町の魅力なんだと改めて気づきました。
便利さや効率性では東京に負けるけれど、人と人との距離感が違う。

誰かが困っていれば自然に手を差し伸べる、そんな当たり前の優しさが
ここにはあります。

移住してもうすぐ2年。毎日の中では見えなくなっていた
「武豊町らしさ」を、友人の目を通して再発見できました。
これからも、この温かさを大切にしながら暮らしていきたいと思います。
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