私こと漣 源徒(さざなみ げんと)が普段どのような鑑定をしているのかを公開するシリーズ、今回は【精細なタロット占いでお悩みの解決を目指します】の鑑定例を公開いたします!
サービスをご検討いただくときや、タロット占いとはどういった占いなのかを理解するための参考にされてくださいね。
※以下は実際の鑑定結果からご相談者様の情報と頂いた内容をぼかしたり一部伏せたりしたものとなります。
【ご相談内容】
20代前半で、実家暮らしをしている新社会人です。毒親との関係に悩んでいます。何をするときも否定されるし、過干渉です。
家を出たいのですが、経済的な不安や、親を見捨てるようでなかなか決心できません。
解決策などはあるのでしょうか。鑑定をよろしくお願いします。
【鑑定結果】
~ご挨拶等省略~
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現在:ワンドのエース 逆位置
障害:ワンドのキング
健在意識:ワンドの10
潜在意識:ペンタクルの8
過去:ソードの8
近未来:星 逆位置
相談者の立場:ペンタクルのキング 逆位置
周囲の状況:ペンタクルのペイジ 逆位置
相談者の恐れ:世界 逆位置
最終予想:ペンタクルの3
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【現在:ワンドのエース逆位置】
こちらのカードには、雲から現れた手がワンドを掴み取る様子が描かれております。
その意味は、活力、新たな始まり、パワーが溢れているなどでございますが、逆位置となると、意気消沈、始める気力がないなどになってしまいます。
現在は20代前半ということで、社会人になられたばかりであるものの、若いなりの気力というものは今のところ失われてしまっている状態のようでございますね。
何が原因で気力がなくなっているのか、ご自身の状況と照らし合わせながら、この先のカード展開と一緒に見て参りましょう。
【障害:ワンドのキング】
ワンドのキングは、ワンドを持った王が玉座に座る様子を描いたカードでございます。
意味は、元気の良さと力強さ、信念を持つ、豪胆さなどでございます。また、こちらはコートカードと呼ばれる人物カードの一種であり、特定の人物を表している場合がございますね。
今回の場合で言うと、お父様がこちらのカードに反映されていると解釈することができましょう。
そしてそれが障害となって出ているということは、お父様が正しい、良かれと思ってあなた様に言っていることが、完全に裏目に出ていることを意味しております。
逆位置でなく正位置で出ているため、あなた様のためと言ってコントロールしようとされていたりする雰囲気もやや感じ取れるものでございますね。こちらが現在、あなた様がパワーを失っている原因の1つ目でございます。
【顕在意識:ワンドの10】
こちらは10本のワンドを抱えている男性が描かれたカードでございます。主に、重圧、頑張り過ぎ、プレッシャーと戦うなどを表しております。
あなた様は既にこれ以上ないくらいの重荷を背負って頑張っておられますね。意気消沈のカードが現在に出ているのは、十分に大変な思いをされているからでございましょう。
そしてこれは単に仕事や家庭の事情だけではなく、価値観や考え方なども含みます。
あなた様は一つも手放すことができないでいらっしゃるのかと推察いたしますが、もしかしたら、手放しても良いことがいくつかあるのかもしれませんね。
【潜在意識:ペンタクルの8】
職人が何かをコツコツと作り上げている様を表したカードでございます。意味するところは、集中する、少しずつ積み上げる、努力するなどでございます。
顕在意識では沢山の重荷を背負っていらっしゃるご様子がございましたが、それは潜在意識でもっと頑張らなければという想いが、あなた様を駆り立てているからのようでございますね。
ご相談文で価値観を否定されたとありましたが、それが原因で自分が認められるためにはもっと努力しなくてはならないと思い込むことになったのかもしれません。
しかしお伝えしているように、あなた様は既にオーバーワークかつオーバープレッシャーの状態。潜在意識のまま頑張ってしまっては、遠くない未来で潰れてしまいかねないでしょう。どこかでこの価値観を少し緩める必要がありそうでございますね。
【過去:ソードの8】
こちらのカードは、目隠しされている女性が、8本の剣に囲まれて動けなくなっている状態を描いたカードでございます。
意味としましては、八方塞がり、忍耐、束縛、助けを待つなどでございます。過去からの影響で恐らく現在も、ご両親の価値観によってあなた様が束縛を受けていることが表れているようでございますね。
障害のカードから、お父様の言葉は、あなた様のため、自分が言って聞かせないとダメだというお父様なりの”正義”のもとであることはわかりますが、事実としてはあなた様の身動きが取れない状態になってしまっております。
しかしこのカードは、よく見ると完全に包囲されているわけではなく、いつでもこの束縛から抜け出せる状態であることも暗示されているものでございます。
価値観という縛りから抜け出せれば、あなた様は自由になることができます。
きっかけは些細なことかもしれません。
親から受け継がれてきた価値観は、実は絶対的なものではないのだということは、実際にはなかなか気付き難いものでございますが、かといって今の状態がずっと続くわけではないことは覚えておいてくださいませ。
【近未来:星 逆位置】
星のカードは、一糸纏わぬ姿の女性が、輝く星空の下、湖に足を踏み入れている様子が描かれたカードでございます。
意味は、希望、目標、前向きな気持ちなどでございますが、逆位置となると、絶望する、未来を見られない、沈んでいるなどとなります。
近未来にこちらのカードが出たということは、近い将来直ぐにこの状態を変えることは難しいのかもしれません。
しかしながら、タロットではどんなカードでも、良い方向に進むヒントが絵柄に隠されているもの。このカードが出たこと自体に希望がまだあるということでもございます。
このカードを正位置に戻してお気持ちが少しでも楽になるように、アドバイスとなる最終予想の結果まで進みましょう。
【相談者の立場:ペンタクルのキング 逆位置】
こちらは、豊穣を意味するブドウの柄の衣服を纏った王が描かれたカードでございます。
意味は、経済的な余裕、分け与える、力を他人の為に使うなどでございますが、逆位置では、経済的な余裕がない、自分のためだけ、力を活かせていないなどとなります。
立場の位置は、相談者の視点からではなく、全体的な視点からどういう状態かということが表れる位置でございます。客観的に見ても、まだ自立の準備が整っていない状態であるということが言えましょう。
それはお金の面もそうですが、社会的に認められた実感が得られているか、自分の力を他人のために使えるかという部分も左様なのでしょう。
とは言え、それはまだお若いからというだけのお話で、時間と経験によって解決されます。あまり気にせず、そのまま今できることをこなしていけばよろしいでしょう。
【周囲の状況:ペンタクルのペイジ 逆位置】
ペンタクルのペイジは、お金や物質の象徴であるペンタクルを手にした青年が描かれているカードでございます。
意味としては、生真面目さ、根気の良さ、真摯な態度などでございますが、逆位置となると不真面目、時間を無駄にするなどとなります。
周囲の状況、つまりあなた様から見た周りの人たちは、どこか不真面目だったり、楽そうだったり、必死さがない感じがするのかもしれませんね。
今までのカードの並びから言って、それは周りが実際にそうだからというよりも、相対的に見てあなた様に余裕がないからだと言えるでしょう。
周りの人に気軽に相談できるような内容でもございませんし、きっと理解してもらえないだろうという感覚がおありではございませんか?にも拘らず、私にご相談いただけたことを光栄に思っております。
【相談者の恐れ:世界 逆位置】
こちらのカードは、両性具有の人物が、物事の完成と新たな始まりを意味する円の中で踊る様を描いたカードでございます。
意味となるのは、物事の終わり、完成、目的の達成などでございますが、逆位置となると、あと一歩足りない、不完全燃焼、新たに始めることができないなどとなります。
あなた様にとって、今までの状態が苦しかった半面、ご両親からの否定の言葉によって自信を失くし、ご両親から離れた新しい世界に向かうことに恐れが
あったりはしないでしょうか。
そしてこのカードの出現は、新たなステージに向かうために、何かできていないことをする必要があるということも意味していると考えられます。
カードの出方から私が思うに、それはご両親からのあまりよろしくない影響を少し脇に置いておき、新しいものを受け入れる姿勢を作ることではないかと存じます。
今までいた環境から飛び出すと、新たな世界が広がっていることをあなた様はわかっておられるはず。”こうしなければ”という考えがよぎったら、それは一旦隅っこに置いて、そういう考え方もあるとまずは受け止めてみてください。
【最終予想:ペンタクルの3】
最終予想に出たのは、職人が建物について夫婦から相談を受けている様子を
描いたペンタクルの3でございますね。
こちらの意味は、社会的な承認、実力を認められる、良い話などでございます。
今回のご相談に対する最終的な回答は、「まずは社会的に認められる経験を
して、自立のための軸を整えましょう」となりますね。
お仕事はもうされておられるそうなので、そのお仕事を通じて社会経験を積み、色々な人と関わって、色々な価値観にも触れてみましょう。
周囲の状況のカードから、周りの人はあなた様の悩みを理解してくださらないかもしれませんが、代わりに新しい考え方をあなた様に提供してくれるでしょう。
そしていつか、お仕事だけでなくプライベートでも、あなた様が必要とされるときが必ずくるでしょう。もし今は実感がなくとも、将来誰かの役に立ったと思えたら、その感覚が新しい世界に飛び出す決心の後押しになってくれるはずでございます。
そのときが来たら、長く迷っても構いませんから、勇気を出して自立のための一歩を踏み出してみてください。
自立することは親を見捨てることではなく、親に親の人生を生きてもらうこととも言えます。それと同じように、あなた様も是非、あなた様の人生をお探しになってみてくださいませ。