頭の中には、伝えたいことがちゃんとある。なのに、いざブログやXに入れる図解にすると微妙。。
実はこれ、デザインセンスの問題ではありません。多くの場合、図解を作り「始める順番」がズレているだけなんです。
AIをうまく使えば、図解の土台づくりはぐっとラクになります。ただし効果が出るかどうかは、AIに渡す「前」の整理で決まります。この記事では、AIに頼む前にやっておきたい情報整理のコツをまとめました。
なお前提として、ここで扱うのはブログ記事やX投稿に挿入する図解です。しかも図解そのものの画像も、AIで生成する想定で進めます。本文(投稿文)とセットで使うので、本文という相棒がいるぶん、図解は思い切って引き算できます。
なぜ、その図解は「伝わらない」のか
整理の話に入る前に、伝わらない図解にありがちなパターンを2つ紹介します。原因が言葉になると、削る手も動かしやすくなります。
パターン1:要素の詰め込みすぎ
一番多い失敗が、この「詰め込みすぎ」です。伝えたい気持ちが強いほど、図解の中に説明文をぎゅうぎゅうに入れたくなります。
でも図解は、文章をじっくり読ませる場所ではありません。情報が増えるほど、視線は「どこを見ればいいの?」と迷子になってしまいます。
たとえばブログ記事の挿絵として使う図解。長いリード文(導入の説明文)まで書き込むと、本文と内容が重複し、読者は同じ説明を二度読まされることになります。
ここで効くのが「この図解はどこで使うのか」を先に決める一手。ブログ内で使うなら細かい説明は本文に任せ、図解からは思い切って削る。役割を分けるだけで、図解はびっくりするほどスッキリします。
Xに投稿するときも考え方は同じです。こちらは投稿文がメインで、画像はあくまでサブ。タイムライン上では画像が小さく表示されるので、文字を詰め込むとスマホでは読めず、情報がそのまま流されてしまいます。
パターン2:タイトルと中身のズレ
もう1つは、中身がズレているパターンです。たとえばタイトルは「徹底比較」なのに、中を見ると「選び方のポイント」になっている。
読者は「比較表が見られるんだな」と思って読み始めます。だからズレに気づいた瞬間、「あれ、話が違う」と混乱してしまうんですね。
防ぐコツはシンプルで、作り始める前に「この図解で一番伝えたい主題は何か」を1つだけに絞ること。主題が決まれば、タイトルと中身は自然とそろっていきます。
こちらは、ブログの文章をそのまま整理せずに渡した結果生成された画像です。よく見ると、内容の重複とズレが発生しています。
作る前の「引き算」は、テキスト段階で終わらせる
最大のポイントは、いきなりAIに「この文章に合う図解を作って」と丸投げしないこと。記事本文の長文を渡さないようにする。時間がかかる人ほど、整理しきれていない情報をそのままAIに渡して、出てきた画像をあとから直そうとしています。
生成された画像の上で要素を足したり消したりするのは、地味に手間がかかります。一方、テキストの段階なら整理は一瞬。だからまずはAIを壁打ち相手にして、文字ベースで「引き算」を済ませてしまいましょう。
AIに投げかけるのは、この3つです。
1. 重複している情報はまとめる
2. 主題に合わない要素は削除する
3. 入れたいテキストを25文字以内で要約する
この引き算をテキスト上で終わらせておくと、AIが出してくる画像の精度が段違いになります。1時間かかっていた作業が15分に縮むのは、たいていこの工程のおかげです。
ビフォーの画像に対して、情報の重複部分を削除し、主題と内容が合っているかを確認して修正しました。また、図解内の長文は読みづらいため短くまとめると効果的です
まとめ:整理が終われば、図解はもう半分できている
AIを使えば、図解の「情報整理」にかかる時間は劇的に短くできます。重複をまとめる、主題に絞る、構造化する。この土台づくりは、もうAIに任せられる時代だと思っています。
重複をまとめ、主題に合わない要素を削り、20文字以内に要約する
ここまで整理できれば、図解づくりは一気にラクになります。とはいえ、AIが出してくれた画像は、そのまま使えるとは限りません。最後のひと押しには、まだ人の手が必要な場合もあります。誰に、何を、どう伝えたいかは人が考えるところです。
当方の図解作成サービスでは、頭の中にあるフワッとした構想や、AIで整理したテキストベースの構成案からでも、即戦力になる図解・資料をお作りします。手書きメモの段階からでもご相談いただけます。まずはお気軽にお問い合わせください。