はじめまして、こんにちは。
私はこれまで、心理の専門職として、
心理検査や心理療法、グループ療法など、
さまざまな「こころの場」に携わってきました。
きっかけは、幼少から自分自身が悩み多き人生だったことです。
学び、ともに探求する恩師や仲間と出会い、
意見や気持ちを交わしてきたことや、
実践の中で学んできたことは大きな財産です。
私には、長く療養生活を送っていた時期があります。
病状によって、あと何年生きられるのだろうかという時代もありました。
怖かったです。受け入れがたかったです。
当時から、40年以上の過去を振り返る心の作業が始まりました。
それは今も続いていますが…
「職業や立場にとらわれず、私らしく、
出会った人のお役にたてる余生になったらいいな」
強く感じました。
その延長線で、
これまでの心理士としての学びや経験と、
ライフワークとして学んできたタロットリーディングを掛け合わせて、
新たな活動に挑戦することにしました。
私は、タロットは当たり外れのないものだと思っています。
その時に出てきたカードだという偶然性以上の意味はないと思います。
つまり、偶然性という範疇での意味はあると思っています。
平たく言えば、その時たまたま「ご縁」があったカードたということです。
そのカードに、未来予知能力はないと思います。
けれど、「ご縁」はあったろうと思います。
そういう意味で、私はそのカードを大切に解釈します。
「当たる(当たらない)」ものだとは思っていないし、
「当てよう」とも思っていません。
だから、”当てないタロット”です。
タロットのカードはすべて多義的。
複数ある意味合いの中から、
ご相談者にとって最も有用だと思われる解釈を選び取り
受け取りやすい言葉でフィードバックするのが、鑑定士のセンス。
それによって、相談者がより内省的に自分の問いと向き合えるようになるか?
そこが腕の見せどころだと思っています。
とはいえ、本当に解釈方法は千差万別。
逆位置の解釈方法すら、鑑定士によって違います。
今や、AIで解釈されている方も多いと聴きます。
霊視や霊能ができる(と謳っている)方は、
カードすら引かないこともあると伺います。
それほど多様なタロット界隈。
どう思われますか?
私は、鑑定士や、相談者が、それでよいと納得していれば
一応はよいのだと思います。
ただ、見過ごせないのが、占い依存。
相談関係は、相談を受ける側が理想化を意図的に引き受けて操作しようとすれば、依存関係を作り出しかねないアンバランスさが背景にあります。
だからこそ、心理の専門職は、治療関係(相談者とセラピスト)について
倫理的な問題も含め厳しく指導を受けながら学んでいきます。
しかし、占い業界ではどうなっているのでしょうか。
商業的な視点からいえば、占いに依存させてナンボ
みたいな感覚があるのではなかろうかと、私はこわごわ見守っています。
私は長く心理相談業に携わってきましたが、
日本では専門的な心理支援のサービスが十分整っていません。
認知率、利用率も低いと思います。
一般には、まだ心理支援がなかなか行き渡っていない現状だと思います。
心にSOSを抱え、抱えきれない悩みや思いは、どこへ行くのでしょうか?
家族や友達、適切な相手に相談できればベストでしょう。
しかし、一人で抱え込んで、動けなくなってしまう方もいます。
ネットに書き込んで、助けを求める方もいます。
占いは、そういう領域にあると思います。
「占ってもらう」といいながら、半分相談をしているわけです。
娯楽として楽しまれている場合は良いと思います。
しかし、占い師の言葉を妄信的に万能視することは危険です。
その場合、結果に一喜一憂するでしょう。
自分の願いと異なる結果が出てきたら、
「当たらなかった」と結果をはねのけるかもしれません。
「当たる」占い師を探すジプシーになるかもしれません。
そうすればするほど、自分の本当の問題から目を背けることになります。
それが望ましくないということは明らかです。
人は、迷った時、頼っていい。
人に頼っても、物に頼っても、それ以外でもいい。
けれど、最終的には自己決定する自分に戻っていく。
それが本来ですよね。
潜在的には相談のニーズがありながらも、
様々な事情からカウンセリングではなく占いを受けようとする方々が、
現実逃避の方向ではなく、
自分自身に占いの結果を活かして行けるようになるような、
いずれ、「占いじゃなくて、~に相談しよう」って思えるような、
そんな関わりを目指して鑑定をしています。
…どうしてなんでしょうね。
私自身、誰にもはっきり相談できなかった心のもやもやが、
占い師の前でバーっと質問の形で出てきたことがあります(笑)
「私って結婚しますか?」
「私って子どもに恵まれますか?」
「仕事どうしたらいいですか?」
不安で気持ちがまとまらないとき。
誰にも話せず抱え込んでしまったとき。
そんなタイミングに、
ふっと心を緩められるような時間を一緒に持てたら幸いです。
このブログでは、タロットや心理に関することはもちろん、
日々感じたことや趣味のこと、
ちょっとした日常の気づきなど、あまりかしこまらず、
緩やかに綴っていくことで
皆さんのヒント担ったらいいなと思っています。
もしブログを読んでいて、
気になることがあれば、ぜひお気軽にメッセージくださいね。
お一人おひとりとのやりとりを、大切にしたいと思っています。
これからどうぞ、よろしくお願いいたします。
ここね