公平ということ

公平ということ

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コラム
これは、事ある毎に、
ぶつかる問題でして。
人が2人寄れば、発生する話。

子供の頃に、お菓子を人数でわける。
ケーキを等分に分ける。
これは公平に、等分に。

でもね、
それは受け取るこども達が、
みんな人間として平等という前提ですよね。

この子供のころの平等、公平を、
大人になっても、持ち込む人がいます。

大人というのは、働く生き物(笑)
職場にあの人を贔屓している、あの人だけ楽している。
なんでいつも自分だけ辛いことを押し付けられる。

つまり、人間としてはもちろん平等でありますが、
働く態度、スキル、負担などなど、
それらが違うのに、
給与が一緒、処遇が一緒、評価が一緒、
なら、まだいい。自分の方がやっているのに、
やる気のないあいつの方が評価が高いじゃないか!

そうなったら、もう職場を離れるか、
恨みつらみを膨らますか。
そうならない為に、公平を期するため、
評価制度があるわけですよね。
そして、契約書を交わす訳ですよね。

で、相談で多いのが、この不公平だという話なんです。
そのなかで、よくよく聞くと、
その子供の頃の平等を持ち出して、不公平だと主張する人が多い。
つまり、みんな平等でしょ、等分でしょ、
だから、会社の儲けはみんな等分するのが公平でしょと。

チョット聞くと、そうかなーと思ってしまう。
でもね、真面目に働いている方は全く想像すらできないでしょうが、
人が必死で働いている、そのすぐ傍で、
どうやってさぼろうかと真面目に考えている人もいるんです。

部署みんなで力を合わせて頑張らないと、部門がなくなる、
会社が傾くぞって、みんな一斉に営業に行ったり、作業に入ったり、
おっ、あいつも頑張ってるな、私もやるぞって、
その流れに紛れて、漫画喫茶行くやつもいるんです。

さて、みんな?の頑張りのおかげで、売上があがりました。
社長から、金一封が出ました。

さてさて。
それをみんな等分に分けるのか。
みんな大人です。いやいや、なんとかなって良かったよ、
みんな頑張った。
ん?こんな時につまんないこと言うなよ、
みんなで等分だよ。

これ良い話ですか?公平ですか?

よくあるのが、いいじゃないか、等分でと言う方が、
優しく、大きい器に見えるかもって、余裕をみせるパターン。
お金に、やいやい言うのは大人げないと。

もうね、問題の本質からどんどん離れている。
少なくとも、管理者や責任者、経営者は、
本当の公平性というものをしっかり捉えていないと、
人はどんどん離れていく。

私が相談者から、今まで何度も聞いたセリフ、
「私はもう会社に対しても職場の人に対しても何も感じない。
ただ、お金が出るから働くだけです」

まあ、こうなると、上向くことは難しいですよね。

ちゃんとした評価ができないと、何が問題なのかというと、
一生懸命やっている人、能力のある人、組織全体のことを考えている人、
つまり組織にとって、なくてはならない人、
そういった人から、どんどん離れていくということです。

こういってはなんですが、
残った人は、そう、漫画喫茶で時間を潰す、
ぶら下がっている人たちです。

恐ろしいですね。
なので、評価基準をしっかり定めるというのは、
組織の根幹であり、
国の憲法みたいなものですね。

忘れないでください。
公平にいこうぜと、無邪気な顔した寄生虫がいることを。

その本人は寄生している自覚はないかもしれませんよ。

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