Excelで、あるはずの文字を検索しても見つからない。
入力し直す前に、探す場所と条件を確認しましょう。
検索結果が0件でも、
それだけでデータが消えたとは判断できません。
この記事では、パソコン版Excelの検索を中心に、
範囲・対象・一致条件を順番に確認します。
ボタン名や配置は、版や環境で異なる場合があります。
商品名と数式の例は、説明用の架空例です。
削除されたデータの復元や、置換の操作は扱いません。
1.検索前に、選んでいるセルの範囲を見る
最初に、元ファイルを残し、
別名の作業用コピーを用意します。
今回は「検索」を使い、
「置換」「すべて置換」は押しません。
探す前に、複数のセルを選んだままになっていないか、
確認してみてください。
選択した範囲だけが検索対象になる場合があります。
たとえば、商品名はB列にあるのに、
数量のC列だけを選んでいたら、
探したい文字が対象から外れてしまいます。
シート全体を探したい場合は、
任意のセルを1つだけ選んでから検索します。
Windows版では、ホームの「検索と選択」から
「検索」を開きます。
WindowsではCtrl+Fでも開けます。
Macでは検索バーと検索ダイアログの違いがあるため、
使っている画面の検索オプションを確認しましょう。
2.今のシートか、ブック全体かを確認する
次に、探したい情報がどのシートにあるか考えます。
Excelのファイルをブック、
その中の各タブの表をシートと呼びます。
検索画面のオプションを開き、
範囲が「シート」か「ブック」かを確認します。
「シート」は今のシート、
「ブック」はファイル全体を探すための設定です。
たとえば、今開いているのは「入力用」でも、
探す情報が「確認用」にあるかもしれません。
所在が分からないときは、
ブック全体の検索を試す方法があります。
結果が出たら、文字だけで判断せず、
シート名とセルの位置も見てください。
過去の控えなど、別のシートにある同じ文字を、
今使っている情報と取り違えないためです。
次の画像は、探す範囲の違いを表した概念画像です。
実際のExcel画面を再現したものではありません。
3.表示された値か、数式の中身かを分ける
セルに見える内容と、
セルに入っている数式は、同じではありません。
検索対象に「値」「数式」の項目がある場合は、
どちらを探したいのか確認します。
たとえば「=10+20」という数式が入ったセルには、
計算結果の「30」が表示されます。
画面に見える結果を探すなら「値」、
式の中にある文字や数字を探すなら「数式」を選びます。
探す対象が合っているかを確かめてから、
もう一度検索してみましょう。
メモやコメントを検索対象にできる版もあります。
セルの値を探したいのに、
コメントを対象にしていないかも確認します。
見つけるために、数式を書き換える必要はありません。
検索対象を変えることと、
元のデータを変更することを分けて考えましょう。
次の画像は、検索対象と一致条件を
確認する考え方を表した概念画像です。
4.完全一致や書式の条件を見直す
場所と対象が合っていたら、一致条件を見ます。
「セルの内容全体を一致させる」がオンの場合、
入力した文字だけが入ったセルを探します。
たとえば、セルの内容が「青いノート」なら、
「ノート」だけでは完全一致になりません。
一部分を探したい場合は、
この条件を外して検索します。
英字を探すときは、
「大文字と小文字を区別する」も確認します。
必要な条件だけを残し、1つずつ試しましょう。
検索の書式を指定できる版では、
書式条件が残っていると、
同じ文字でも見つからない場合があります。
書式を指定する必要がなければ、
検索画面で書式条件をクリアします。
セル自体の色や罫線を消す操作とは別です。
結果が出たら、前後の項目やシート名を確かめます。
見つからない場合も、すぐに上書きや再入力をせず、
探した範囲と条件をメモしておきましょう。
5.探す場所が分かりにくい表は、役割も整理する
確認する順番は、選択範囲、シートかブック、
値か数式、一致条件です。
まずは作業用コピーで、最初の範囲から見てみてください。
入力する場所と確認する場所が混ざっている表では、
用途ごとに見出しやシートを整理する考え方もあります。
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内容の正誤判断、データ復旧は対象外です。
マクロ付きファイルも対象外です。
数式・保護・非表示要素がある表は、
購入前に対応できるかを確認します。
検索機能の修理や、必ず見つかることを約束するものではありません。
勤務先・派遣先の表や、機密情報は送らないでください。
確認を依頼する場合も、まず対応範囲を確認し、
個人情報などを含む資料の送付は避けましょう。
参考:Microsoft公式サポート
「ワークシートの文字列と数値を検索または置換する」
「Excelでセルにテキストが含まれているかどうかを確認する」