「説明不足と思われたくない」
「せっかく調べた内容だから全部載せたい」
資料を作っていると、そんな気持ちになることがありますよね。
私自身も以前は、できるだけ情報を入れたほうが親切だと思っていました。
ですが後から見返してみると、読む側にとっては情報が多すぎて、何を伝えたいのか分かりにくい資料になっていたことがありました。
実は、文字が多い資料ほど伝わりにくくなることがあります。
今回はその理由と改善のポイントをご紹介します。
■ なぜ文字が多い資料になってしまうのか
資料作成では、
「情報を漏らしたくない」
「相手にしっかり説明したい」
という思いから、つい文章が増えてしまいます。
特に自分が詳しい内容ほど、伝えたいことが増えてしまうものです。
しかし、資料は作る側ではなく、見る側のためのものです。
情報量が多いほど親切とは限りません。
まずは相手が理解しやすい状態を作ることが大切です。
■ 文字が多いと起こるデメリット
読まれなくなる
スライドを開いた瞬間に文字がぎっしり並んでいると、それだけで読むハードルが上がります。
特にプレゼン資料は、資料を読むことよりも話を聞くことが目的です。
文字ばかりだと、聞くことにも集中しにくくなります。
要点が伝わらなくなる
伝えたいことがたくさんあると、逆に一番大切な内容が埋もれてしまいます。
結果として、
「結局何が言いたいの?」
と思われてしまうこともあります。
相手が疲れてしまう
長い文章を読むことは意外と負担になります。
読み進めるうちに集中力が下がり、大事な部分まで届かなくなってしまうこともあります。
■ 文字を減らして伝えるコツ
一番伝えたいことを決める
まずは、
「このスライドで何を伝えたいのか」
を一つに絞ります。
その上で必要な情報だけを残していくと、内容が整理しやすくなります。
箇条書きを活用する
文章をそのまま載せるよりも、
・ポイント
・要点
・結論
を短くまとめた方が読みやすくなります。
図やイラストを使う
内容によっては、文章より図解の方が伝わりやすい場合があります。
関係性や流れを説明する場合は特に効果的です。
■ 私が資料制作で意識していること
資料制作のご相談をいただく中でも、
「情報量は多いけれど伝わりにくい」
というケースは少なくありません。
そんな時は、まず文字を増やすのではなく、
「何を一番伝えるべきか」
を整理するところから始めています。
デザインを整える前に情報を整理するだけでも、資料の分かりやすさは大きく変わります。
まとめ
文字をたくさん入れたからといって、伝わる資料になるとは限りません。
むしろ、
・読まれない
・要点が伝わらない
・相手が疲れる
といった原因になることもあります。
伝わる資料を作るためには、情報を増やすのではなく整理することが大切です。