キャプションの下に、ハッシュタグを20個も30個も並べる。
数年前まで、これは正しい運用でした。私もノウハウ記事でそう教わりました。
いまは違います。
しかも「なんとなく効きが悪くなった」のではなく、Instagram側が仕様を変えたと、公式は説明しています。
この記事では何が変わったのか、そして個人店は結局どうすればいいのかを書きます。
【何が変わったのか ——「5個まで」という仕様】
いちばん大きい変更はこれです。
ハッシュタグの上限が、5個になりました。
以前は30個まで入れられました。それがたったの5個です。
これはテストでも一部アカウント限定でもなく、正式な仕様変更として案内されています。アカウントごとに段階的に適用が進んできたので、時期によって「まだ入る」「もう入らない」が混在していました。
そして、ハッシュタグの制限を回避するために「PCから投稿すれば30個使える」「制限を回避する方法がある」といった裏技も出回っていますが、スパムと判定されるリスクが上がるだけです。やめましょう。
【Instagram側が、はっきりそう言っています】
推測ではありません。Instagramが公式に説明しています。
要約すると、ハッシュタグは検索の補助にはなるが、リーチを伸ばす効果はないということです。そして、大事なのは見てくれる人に刺さる投稿を作ることだ、と続きます。
Meta公式の説明も同じ方向です。汎用的なタグをたくさん入れるより、投稿に関連したタグを絞って使うほうがいいとされています。
理由も示されています。投稿の中身と関係の薄いタグを大量に入れると、投稿とタグの関連性が薄まり、評価が下がる可能性があるからです。
つまり、タグを増やすことが逆効果になり得るということです。
「たくさん入れれば当たる確率が上がる」という考え方が、いまは通用しません。
【なぜ効かなくなったのか】
仕組みが変わったからです。
昔 → 見たいものをタグで探す時代
「#札幌カフェ」と検索して、出てきた投稿を見る。だからタグを入れておけば、探している人に当たる可能性がありました。
いま → 興味に合いそうなものが、勝手に流れてくる時代
リールを開くと、検索していないのに次々に動画が出てきます。Instagram側が「この人はこういうものを見ている」と判断して配信しています。
この仕組みでは、タグはほとんど関係ありません。
判断材料になるのは、投稿そのものです。誰が最後まで見たか、誰が保存したか、誰がプロフィールまで行ったか。
タグではなく、投稿の中身で判断されるようになった。 これが「効かなくなった」の正体です。
【では、5個をどう選ぶか】
効かないから入れなくていい、という話ではありません。検索の補助としては機能します。
5個なら、こう組みます。
① 地域+業種(例:#赤坂カフェ) いちばん重要です。個人店にとって、来店可能な人が使う唯一のタグです。
② 地域名単体(例:#甲府) 地元の情報を追っている人に引っかかります。
③ 業種+特徴(例:#ひとりカフェ) どんな店かを絞る役割です。
④ 投稿の中身に直結するもの(例:#自家焙煎) その投稿限定のタグ。毎回変わって構いません。
⑤ 1つ空けておく、でもいいです。埋めなければいけないものではありません。
避けたほうがいいのは、#カフェ #おしゃれ #instagood のような広すぎるタグです。母数が大きすぎて埋もれるうえ、投稿との関連性を薄める方向に働きます。
選ぶ基準はシンプルです。「来店できる人が使う言葉か」。 これだけで判断できます。
【タグに使っていた時間を、どこに回すか】
30個を毎回考えていた時間が浮きます。5分から10分は違うはずです。
その時間は、こちらに回してください。
キャプションの1行目
タグより、こちらのほうがずっと効きます。最初の一行で読むかどうかが決まるからです。
プロフィールの名前欄
ここはアプリ内検索の対象になります。店名だけでなく、地域と業種を入れておく。1分で終わって、効果が続きます。タグより確実です。
投稿の中身
結局ここです。保存される投稿を1本作るほうが、タグを30個並べるより効きます。
【まとめ】
・上限は5個。回避方法を探す意味はありません
・タグはリーチを伸ばしません。検索の補助です
・広いタグより、来店できる人が使う言葉を
・浮いた時間は、1行目と投稿の中身に
タグ選びに時間をかけていた方ほど、拍子抜けする話だと思います。
ただ、やることが減るのは悪い話ではありません。 個人店にとって、いちばん足りないのは時間だからです。
【何に時間を使うべきか、一緒に決めます】
「タグが効かないなら、何をやればいいのか」
ここで止まってしまう方が多いです。やることを減らした結果、何もしなくなってしまう。
アカウントを拝見して、いまの状態で最も効く手を整理してお伝えできます。タグではなく投稿の型なのか、プロフィールなのか、店によって違います。
一人でやっているので、店ごとの事情に合わせてその都度お伝えする形です。やりとりは最初から最後まで私が直接します。
出品ページからお気軽にご相談ください↓お待ちしてます!
※本記事の仕様は2026年時点の情報です。Instagramの仕様は変更されることがあります。