#9 リールとフィード、個人店はどちらに力を入れるべきか

#9 リールとフィード、個人店はどちらに力を入れるべきか

記事
ビジネス・マーケティング

「リールとフィード、どっちをやればいいか」

みんなが一度は疑問に思うことですよね…

ただ、この2つは比較にならないというのが正直なところです。
役割がまったく違うからです。

この記事ではリールとフィードがどう違うのか、そのうえで個人店はどこに時間を使うべきかを書きます。

【そもそもリールとフィードとは何なのか?】

用語から整理します。ここが曖昧なまま読み進めても、判断できないので。

フィード投稿

プロフィールを開いたときに、四角いマス目状に並んでいる投稿のことです。写真1枚のものも、横にスワイプして複数枚見られるもの(カルーセルと呼ばれます)も、ここに入ります。

昔からある、いわゆる「インスタの投稿」がこれです。

リール

縦向きの短い動画です。画面いっぱいに表示されて、上にスワイプすると次の動画に切り替わっていきます。

TikTokやYouTubeショートと同じ形式だと思ってもらえれば、ほぼ合っています。

ストーリーズ(参考)

24時間で消える投稿です。プロフィールの一番上に丸く表示されます。

この記事では扱いませんが、これは主にすでにフォローしている人に向けたものです。新規に届く手段ではないので、リールとフィードとは別枠で考えてください。

そして、この記事でいちばん大事な違いがここです。

フィードは、主にフォロワーに届きます。 リールは、フォローしていない人にも届きます。

この1点が、次章からの話の前提になります。

【リールは、まだ店を知らない人に届く場所】

リールの特徴は1つです。

フォロワー以外に届きます。

フィードの投稿は、基本的にフォロワーのタイムラインに出ます。リールは、フォローしていない人のおすすめにも流れます。

だから、新しい人に見つけてもらう手段としてはリールのほうが強い。これは事実です。

再生数が数千、数万になることもあります。フィードでは起こりません。

【フィードは、来る前に確認される場所】

一方、フィードには別の役割があります。

誰かがあなたの店を知って、プロフィールを開いたとします。そのとき目に入るのが、フィードに並んだ投稿です。

ここで「どんな店か」を判断されます。

・何を出している店なのか ・雰囲気は自分に合いそうか ・ちゃんと営業しているのか(最新の投稿がいつか)

リールで見つけた人も、必ずここを通ります。
リールは入口で、フィードは判断材料です。

3ヶ月前の投稿で止まっているフィードを見ると、多くの人は「今もやっているのかな」と思います。そこで離脱します。

【個人店では、再生数が意味を持たないことがある】

ここが、一般的なノウハウと個人店で話が変わる部分です。

リールは遠くの人にまで届きます。全国に届きます。

でも、実店舗には商圏があります。

東京のカフェのリールが1万回再生されても、見ているのが大阪や福岡の人なら、席は埋まりません。

むしろ、再生数が伸びるほど商圏外の人の割合が上がることすらあります。

「リールがバズったのに予約はゼロ」という話はよく聞きますが、原因はたいていこれです。投稿が悪いわけでも、編集が下手なわけでもありません。届いた人が来られない場所にいただけです。

だから個人店がリールを見るとき、再生数は成果ではありません。

見るべきは、そのリールからプロフィールに何人来たか。再生数に対するプロフィールアクセスの割合です。

1万再生でプロフィールアクセス20人より、2,000再生で80人のほうが、店にとってはずっと良いリールです。

【では、どちらに時間を使うか】

状況で変わります。3つに分けます。

①まだフォロワーが少なく、知られていない段階 → リール

見つけてもらう手段が他にありません。ここはリールが効きます。ただし、地域名を入れる、地元の風景を映すなど、商圏内の人に引っかかる要素を入れてください。

②フォロワーはいるが、来店につながらない段階 → フィードとプロフィール

見つかってはいるけれど、判断されて帰られています。リールを増やしても同じことが起きるだけです。

③すでにある程度投稿が見られている段階 → 両方

リールで入口を広げ、フィードで受け止める。この形が完成形です。

多くの個人店は、②の段階で①の対策をしています。リールを増やしても解決しない状態で、リールを増やしている。 ここがいちばん多い取りこぼしです。

【リールを作るなら、フィードを整えてから】

順番の話をします。

リールで人を集めても、フィードとプロフィールが空っぽなら、その人たちは通り過ぎます。

穴の空いたバケツに水を入れるのと同じです。

なので、リールに手を出す前に、最低限これだけ整えてください。

・直近の投稿が1ヶ月以内にある 
・プロフィールに営業時間と場所が書いてある 
・予約の方法が分かる

この3つが揃っていれば、リールで来た人を受け止められます。

逆にこれがない状態でリールを頑張るのは、いちばん労力が無駄になるパターンです。

【まとめ】

整理します。

リール → 知らない人に見つけてもらう入口 
フィード → 見つけた人が判断する場所

どちらかではなく、順番の問題です。

そして個人店の場合、リールの再生数は成果ではありません。そこから何人がプロフィールに来たかを見てください。

いま手が回らないなら、先にフィードとプロフィールです。受け止める側ができていないうちに入口を広げても、通り過ぎられるだけなので。

【いまどの段階にいるか、一緒に見ます】

「うちはリールを増やすべきなのか、フィードを直すべきなのか」

これは自分では判断しにくい部分です。数字を見ないと分からないうえ、その数字が良いのか悪いのかも、比べる相手がいないと決められません。

アカウントを拝見して、いまどの段階にいるかと、次に何をすべきかを整理してお伝えできます。

一人でやっているので、店ごとに状況を見て、その都度お伝えする形です。やりとりは最初から最後まで私が直接します。

出品ページからお気軽にご相談ください↓お待ちしてます。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す