将来のことを考えて不安になることがあります。
健康のこと。
収入のこと。
親のこと。
夫婦のこと。
そして、「もし、ひとりぼっちになったら…」
ということ。
考え始めると、次から次へと不安が出てきます。
若い頃は、こんなには考えなかった。
毎日が忙しくて、子育てや仕事に追われて、
とにかく目の前のことをこなすのに必死でした。
でも50代、60代になると少し違います。
子どもが大きくなる、親が年をとる、
自分の体力の変化を感じる。
人生の後半を意識する場面が増えてきます。
だから、不安になるのは自然なことなのかもしれません。
私は前は不安になるたびに、
「こんなこと考えても仕方ない」
「前向きにならなきゃ」
と思っていました。
でも、不安は追い払おうとするほど
大きくなることがあるんです。
見ないふりをしても、
心のどこかでずっと気になっている。
だから最近は、
不安をなくそうとするのをやめました。
不安があるなら、
「あぁ、今の私は不安なんだな」と認める。
健康が気になるなら、
健康が気になっているんだな。
お金が心配なら、
お金が心配なんだな。
ただそれだけです。
不思議なもので認めると、
少しだけ心が落ち着くことがあります。
もちろん、不安が消えるわけではありません。
将来どうなるかなんて誰にも分からない。
だから、不安をなくそうとするより、
不安と一緒に生きていく方が
現実的なのかもしれません。
何も不安がないから
前に進めるわけではないんですよね。
不安があっても働く。
不安があっても誰かと会う。
不安があっても新しいことに挑戦する。
そんなふうに生きている。
私自身もそうです。
将来への不安はあります。
それでも今日できることをやってみる。
その積み重ねなのだと思います。
もし今、不安でいっぱいになっている方がいたら、
無理に元気になろうとしなくて大丈夫。
「そんな日もあるよね」
と自分に声をかけてあげてください。
不安があるのは、
これからもちゃんと生きていきたいと思っている
証拠なのかもしれませんね。