初出品の私に届いた詐欺メッセージ。裏側をAIに聞いたら「世界の縮図」が見えてガチで難しかった話

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こんにちは、せいおです。
ココナラに出品し始めて早々、ちょっとした「洗礼」を受けました。まだサービスが購入されていないのに、なぜか怪しいPDFファイル付きのメッセージが届いたのです。

いわゆるフィッシング詐欺ですね。
(メッセージが来たのをみて、嬉しくなったこの純粋な気持ちを返してほしい、、)

さておき、「こんな見え透いたメッセージ、すぐに警察に捕まるんじゃないの? そもそも儲かるの?」などがふと気になったので、翌日の病院の待ち時間、暇つぶしがてらGemini(AI)にこの疑問をトスしてみました。そこから、やけにディープな対話が始まってしまったのです……。

■ 1. なぜやるの? 狙いは「あなた」という価値

Geminiさんいわく、彼らにとってこれは「数打ちゃ当たる超ローコストビジネス」。Bot(自動プログラム)で何万件も一瞬でばらまけるため、1万人に1人でも騙されれば大黒字なのだそうです。

しかも、今回の狙いは私のお金ではなく「ココナラのアカウントそのものの乗っ取り」。
実績のあるアカウントに化けてさらに別の人を騙したり、売上金を盗んだりするため、彼らにとってユーザーのログイン情報は「お金そのもの」に見えているのだとか。怖いですね。

■ 2. 「すぐ捕まるのでは?」に対する絶望的な壁

「でも、日本のサイバー警察も進化してるし一発アウトでしょ?」と突っ込んでみたところ、返ってきたのは「国内の犯人なら一発逮捕だけど、海外拠点なら手出しができない」という歪んだ現実でした。

日本の警察権は海外には届きません。犯人が東南アジアの法整備の緩い地域や、東欧などの「安全地帯」からアクセスしている限り、国際的な手続きの壁に阻まれて日本の警察は動けないのだそうです。

■ 3. 「じゃあ、お金を渡せば動いてくれる?」

ここで、私の頭の中に新たな疑問がポンポン湧いてきました。
「世界の警察同士が手を取り合えないの? 仮に捜査コストが理由で海外の警察が動かないなら、被害国(日本)がお金を出してあげれば解決するんじゃ?」

この思いつき、実は「日本政府がまさに今、必死にやっている泥臭い外交努力そのもの」だったのです。
日本はODA(政府開発援助)などを通じて、東南アジアの警察に最新のサイバー機材をプレゼントしたり、捜査指導をしたりして「恩」を売り、いざという時に動いてもらう戦略を実際に取っているそうです。

しかし、ここから先は金額の問題ではなく、さらにドス黒い「大人の事情」が絡んできます。

国家のプライド(主権): 「他国から金をもらって動く犬なのか」という国内の批判リスク。

ブラックマネーの勝利: 日本政府が積む合法的な予算より、詐欺組織が現地の役人に渡す「裏の賄賂(数億円規模)」の方が金額が大きくて負けてしまう。

国策としてのハッカー: 北朝鮮やロシアのように、国自体が外貨を稼ぐためにサイバー犯罪を放置(むしろ歓迎)しているケース。

■ 4. もしも自分が「国を動かせる立場」ならどうする?

ここから私の脳内シミュレーションはさらに加速し、帰宅時の運転中にも「じゃあ、自分が国のトップならどう対処するか?」を考えてみました。ですが、考えれば考えるほど「あれ、これ無理じゃね?」と壁にぶつかったのです。

たとえば、国が考えそうな対策にはそれぞれこんな「バグ(弱点)」があります。

対策①:海外からの怪しい通信を入り口ですべてブロックする
⇒ 監視と言っても、今は無数のアプリやサイトで海外とやり取りできる時代。すべての通信を検閲して止めるなんて物理的に無理だし、プライバシーの侵害にもなる。

対策②:国際的な包囲網を作って、詐欺グループを匿う国に圧力をかける
⇒ これをやると、逆に犯罪者たちに「ここからなら日本の警察から逃れられるぞ!」と、最新の安全地帯マップ(抜け穴)を教えてあげるようなイタチごっこになる。

対策③:ココナラなどのプラットフォーム企業に対策を丸投げ(義務化)する
⇒ これが一番現実的。日本では一度「あのサイトは詐欺だらけ」と悪評が立てば数十年にわたって致命傷になるので、企業側も自己防衛で必死に対策するはず。とはいえ、国側のサポートも必要だし、対策をガチガチにしすぎると一般ユーザーの利便性が下がるジレンマがある。

本職の専門家や官僚たちが長年悩んでいる理由が、自分で考えてみてよーく分かりました。パッと解決できたら、それはもはや答えを知っている「神様」です。システムという巨大な網には、どうしてもすり抜けてしまう隙間があるんですよね。

最後に:結局、私たちができること

病院の会計や運転中のひとときに、まさか国際政治のリアルや、国家間の「お金とプライドの化かし合い」にまで思考が飛ぶとは思いませんでした。

世界というゲームの裏側がそんな无法地帯なのだとしたら、システム側がいくら対策をしても、結局は「すり抜けてきた1通のメッセージ」が自分のスマホに届いてしまいます。

だからこそ、私たちができる一番確実で強力な防衛手段は、
「怪しいメッセージは開かない、スルーする」という、極めてシンプルで原始的な盾を構えること
これに尽きるんだなぁ、と深く納得した一日でした。

皆さんも、ココナラでの「1通の怪しいメッセージ」にはくれぐれもお気をつけくださいね。

このような、日常のふとした疑問から大きな構造をあーだこーだ言い合う雑談、私は大好物です。「ちょっと聞いてよ」という他愛もないお話があれば、いつでもお気軽にお話しにきてくださいね!

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