宵灯をひとつ。
本日も魂の案内人〈シリス〉とのお話をお届けしていきます。
「本当は、誰もが想いを解放することを願っている」
そう言って〈シリス〉は、少しだけ空を見上げました。
空はとても広いね。
曇りの日でも、雨の日でも、その空はどこまでも続いている。
そして不思議なことに、その雲の向こうには、いつも青空が広がっている。
これは、人の心も同じだと思うんだ。
嫌なことや苦しいことは、心を覆う雲のようなもの。
その雲が心を覆い、冷たい雨や雪を降らせる。
時には激しい嵐となって、おぼれてしまいそうになることもあるかもしれない。
けれど、見えていないだけなんだ。
あなたの心を覆う雲の向こうには、本当に望んでいる願いや想いがある。
この場合は空のように外側ではなく、内側なのだけれどね。
人の心は、内側へ向かうほど本音に近づいていく。
普段はそれを見ないようにしていて、次第に苦しさが雲となり、その中心を見えなくしてしまう。
この雲は、自然に晴れていくこともあれば、その雲の中へ潜り、自分の想いを探しに行く必要がある時もある。
それは、今まであなたがどれだけ自分の声に耳を澄ませてきたかによって変わってくる。
日ごろから心の声に耳を傾けている人は、時間とともに雲が晴れていくこともある。
一方で、自分の想いを奥底の箱へ封じ込めてしまう癖がある人は、その箱を見つけたあと、今度は鍵を探すことになる。
つまり、自分自身と向き合うということ。
怖いかもしれない。
嫌かもしれない。
けれど、ここまで捨てきれずに抱えてきたのなら、それは今向き合うテーマなんだよ、と心がそっと囁いている。
あなたもきっと、薄々と気づいている。
だから、そのテーマと向き合い、自分なりの答えを見つけた時、あなたはきっと深く呼吸ができるようになっている。
今日は、「想いを解放する」というお話でした。
胸の奥にあるものと向き合おうとすると、見たくない自分に出会うことがあります。
劣等感や憧れ、嫉妬。
そうした感情が絡み合っていることを認めたくなくて、目をそらしてしまうこともあるでしょう。
ですが、不思議なことに、それらを受け入れた時、肩の力が抜け、呼吸が少し楽になることがあります。
向き合うことに時間がかかっても大丈夫です。
泣いても、喚いても、怒ってもいい。
その感情を外へ出すこと自体が、心にしまい込んでいた想いを少しずつ解放しているのかもしれません。
いつも、
魂の案内人〈シリス〉と
守護者〈アスル〉と共に、お待ちしております。
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