システム開発の仕事をしていると、つい「正しい答え」を追い求めたくなることがあります。
でも、僕が一番大事にしていることは、実は「正解」を求めることではなく、「本当に解決したい課題」を見極めることなんです。
例えば、先日受けたクライアントからの依頼。
「社員同士のコミュニケーションがうまくいかないから、社内SNSを導入したい」とのことでした。
普通なら、「なるほど、社内SNSを作れば、きっとコミュニケーションが活発になるだろう」と思いますよね?
でも、僕は少し疑問に思いました。
「本当にSNSを導入することが解決策なのか?」
少し掘り下げてみると、実はSNSを使う時間がない忙しい社員たちが、SNSを利用しない理由があることが分かりました。
本当の問題は、情報共有や報告をする時間が取れないことだったんです。
そこで提案したのは、シンプルに「業務のフローを見直し、簡単に報告できる仕組み」を作ること。
SNSもいいかもしれませんが、忙しい現場にはそれ以上に効率的な方法がある。
結果として、社員たちはもっとスムーズに情報を共有できるようになり、SNSの導入を避けても問題が解決したのです。
この経験から学んだのは、「課題解決」って、意外とシンプルであることが多いということ。
もちろん、技術やツールは大切ですが、それを使う目的を見失ってはいけません。
大事なのは、何を解決したいのか、その本質をしっかり見極めることです。
だから、仕事をするうえで一番大事にしていることは「本当の課題を掘り下げて見つけること」なんです。
それが分かれば、どんな技術を使うべきか、どんなシステムが最適かも自然に見えてきます。
エンジニアとして、ただのツールを提供するだけではなく、クライアントが抱えている**「本当の悩み」**を解決することにこそ、価値があると思っています。