ぷれぜん仙人です、
今日は瞑想について書いてみたいと思います。
瞑想って、めちゃくちゃ有益というか、人生を好転させる素晴らしい力を持っているものだと思うんですよね。でも、多くの人は瞑想をちゃんと理解できていないというか、ものすごくハードルの高いものとして捉えているんじゃないかと思っています。
瞑想というと、神秘的で、難解で、捉えどころがない。
何十年もヨガの修行をしている人が取り組むものとか、仏教やキリスト教などの宗教の中で、長年勉強して、修行して、ようやくたどり着ける境地みたいなイメージがあると思うんですね。
それが間違っているわけではないですが、すごいもったいないと思っています。
私がまず提案したいのは、「瞑想の捉え方」を自分の中で変えた方がいいんじゃないか、ということです。
瞑想にはレベル1からレベル99まである
まず、瞑想は「できる/できない」のイチゼロ判定で考えるものではなくて、レベル1からレベル99まであるグラデーションとして捉えた方がいいと思っています。
瞑想というものを、
「神秘的で」
「スピリチュアルで」
「何年も修行しないとできないもの」
と考えてしまうと、気軽に取り組めなくなってしまうんですよ。
たとえば、レベル50以上のものしか瞑想と呼ばない、みたいに考えてしまったら、ほとんどの人にとって瞑想は遠い世界の話になってしまいます。
でも、レベル50の瞑想もあるし、レベル99の瞑想もある。
一方で、レベル1の瞑想があってもいい。
そう考えた方が、絶対に「得」なんですよね。
瞑想とは「自我を薄める時間」
では、瞑想とは何なのか?
私の中での瞑想の定義は、
『自分の自我を薄める時間を作ること』
という風に考えています。
もちろん、瞑想にはものすごく深い世界が広がっていると思います。私に見えている瞑想なんて、もしかしたら全然入り口に過ぎないかもしれません。
それは分かった上で、まず日常で取り入れるためには、
「瞑想とは、自我を薄める時間である」
と捉えると、ものすごく取り組みやすくなるんです。
例えば、仏教では、ニルヴァーナという言葉があります。
煩悩の火が吹き消された状態とか、一切の苦しみや迷い(輪廻)から解放された状態、とかそういう言い方をするわけです。
でも、正直そんなことを言われても、よく分からないじゃないですか(笑)
だから、もっと俗世間的に分かりやすく言うと、
『自我が100%の状態から、少しでも薄まる時間を作ること』
これが瞑想だと考えればいいと思うんです。
自我0%をニルヴァーナだとしましょう。
自我100%の状態から、いきなり0%を目指さなくていい。
100が90になるだけでもいい。
100が70になるだけでもいい。
50くらいまでいけたら、もう相当すごい。
そういうふうに考えると、瞑想はものすごく親しみやすくなります。
自我が強い状態とは何か
自我が強い状態というのは、簡単に言うと、自分にエコ贔屓している状態です。
「自分は悪くない」
「相手が悪い」
「社会が悪い」
「国が悪い」
「自分は被害者だ」
そうやって、自分と世界を分けて、自分の味方ばかりしている状態。
これが、ものすごく自我が強い状態だと思えば分かりやすいです。(そういう人いますよね!)
逆に、自我が薄い状態というのは、自分と他人の分け隔てが薄くなっている状態です。
究極的には、自分と宇宙が一体になっているような状態なのかもしれません。
そこまで行けるかどうかは別として、少なくとも日常の中で、自分への執着が少し薄まる時間を作ることはできる。
それが瞑想だと思うんです。
瞑想の方法はひとつではない
瞑想というと、結跏趺坐をして、呼吸を整えて、心を空っぽにするものだと思われがちです。
もちろん、それも瞑想です。
ラージャヨガのように、ただ座って精神集中、精神統一していく方法もあります。ただ、これはかなり難しい。
瞑想能力の低い人に「30分座っていなさい」と言っても、普通はできないわけです。30分どころか、5分でもつらい。
だから、ハタヨガのような方法があるわけです。ハタヨガが出て来た背景はまさにこれですから。
ヨガの教室に行って、アーサナを取って、身体の動きや呼吸に意識を向ける。そうすると、初心者でも30分、60分できたりする。
これは、自我を薄めるための方法論として、かなりハードルが低いんです。
身体に意識を向ける。
呼吸に意識を向ける。
アーサナに意識を向ける。
そうしている間に、仕事の悩みとか、将来の不安とか、貯金のこととか、病気のこととか、恋愛のこととかを、ふと忘れている時間が生まれる。
「あ、ヨガをしている間、ちょっと忘れていたな」
これが、自我が薄れた時間です。
つまり、それは瞑想の時間だったということです。
散歩も、掃除も、瞑想になる
そう考えると、実は何でも瞑想になります。
たとえば、散歩。
歩く前の状態を自我100%とします。
そこからリズミカルに歩いているうちに、少しずつ自我が薄れてくることがあります。
散歩したら気分が良くなる。なんか元気になる。
私はこれを、単純に運動して血液循環が良くなっただけ、では片付けられない背景のメカニズムがあると思っています。
他にも、雑巾がけも瞑想になります。
フローリングの汚れに意識を向ける。
拭いている手の感覚に意識を向ける。
汚れがみるみる消えていくことに集中する。
そうやって10分、20分雑巾がけをしていたら、その間は仕事の悩みを考えていなかったりするわけです。
自我100%から70%になったかもしれない。
人によっては50%くらいまで下がったかもしれない。
それなら、それは瞑想だったということです。
要するに、瞑想とは何らかの対象(感覚)に意識を集中して、自我を薄くする時間のこと、という風に捉えると一気にハードルが下がり、気軽に簡単に日常的に取り組めるようになります。
呼吸に意識を向ける方法もある。
音に意識を向ける方法もある。
身体の動きに意識を向ける方法もある。
視覚に意識を向ける方法もある。
曼荼羅を見るという方法もある。
とにかく、何らかの五感的な感覚に意識を集中させることで、自我を薄れさせる。
それが瞑想だと考えると、ものすごく楽になりますし、取り組みやすくなります。
瞑想すると何がいいのか
では、瞑想すると何がいいのか?
私の感覚では、自我が薄れると、エネルギーがチャージされるんです。
ここで急に少し怪しい話をします。
人間はなんで生きていられるか?というと、宇宙(と仮に呼びましょう)のエネルギーを受け入れているからです。
人間が生きている理由は、心臓が動いて、肺が動いて、脳が動いているからだと思いますが、じゃあ、なんでそれが動くのか?なんである瞬間に動かなくなるのか?というとそのエネルギーを受け入れる機能があるからです。
そのエネルギーを、神とか、仏とか、大日如来とか、アッラーとか、聖霊とか、ブラフマンとか、タオ(道)とか、それぞれの宗教や思想で色んな呼び方をしているわけです。
瞑想状態というのは、その宇宙のエネルギーとの合体度合いが上がるみたいなイメージです。
それが究極的に高まった状態を、ヨガでは梵我一如と言います。梵というのはブラフマン(宇宙みたいなもの)なので、それと自分が一体になった状態です。
なので、分かりやすく言うと、生命のエネルギータンクのようなものが、この宇宙空間に広がっていると想像してみてください。
人はそこからエネルギーを受け取って生きている。
普通の自我100%の状態だと、1秒間に100のエネルギーが入ってくるとします。
それが瞑想状態になって、自我が50%くらいに薄まると、入ってくるエネルギー量が200、300、500と増えるような感覚があるんです。
だから瞑想をすると、
気分がすっきりする。
心のわだかまりがほどける。
ビジネスのアイデアが浮かぶ。
クリエイティブな思考ができる。
心身が回復するような感覚がある。
そういうことが起こるわけです。
実は、みんな無意識に瞑想している
多くの人は気づいていないだけで、実は瞑想のようなことを日常の中でやっています。
たとえば、会社帰りの電車で、外の景色をぼーっと眺めている時間。
あれも、自我が少し薄まって、ただ外の風景に意識が向いている状態です。
あるいは、タバコを吸う人が、仕事の合間にタバコを吸いに行くと少し回復することがあります。
あれも一つには、仕事を一瞬忘れて、呼吸やタバコを吸う行為に意識が向くことで、自我が薄まっているのだと思います。
だったら、別にタバコを吸わなくてもいいわけです。
1時間に1回、少しだけ呼吸に意識を向ける。
深く腹式呼吸で深呼吸をする。
それを1分間だけやってみる。
それだけでも、立派なプチ瞑想になります。
僕自身も、お風呂に入った時などに、プチ瞑想だと思って呼吸に意識を向けることがあります。
仕事の悩みや将来の不安を、少しだけ鎮める時間にする。
それだけでも、けっこう元気になったりするんです。
瞑想は、もっと日常に取り入れていい
瞑想というと、どうしても大げさに考えがちです。
でも、いきなり深い境地を目指さなくていい。
まずは、自我が100%の状態から、少しだけ薄まる時間を作る。
散歩でもいい。
掃除でもいい。
お風呂でもいい。
呼吸でもいい。
ヨガでもいい。
電車の窓から景色を眺めるだけでもいい。
その時間に、自分への執着が少しでも薄まるなら、それは瞑想だと思っていい。
瞑想は、特別な人だけがやるものではありません。
日常の中に、もっと気軽に取り入れていいものだと思います。
今日は瞑想のすごく重要な話を書いてみました。
また別の機会に瞑想については書いてみたいと思います。
ぷれぜん仙人
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