怪奇現象【独立するとやる気が出なくなる?】

記事
ビジネス・マーケティング
ぷれぜん仙人です、

独立するとモチベーションが出なく
なって”困り果ててしまう人”がいます。

これって、「謎の現象」だったりも
するわけです。

なぜか?というと、

独立 = 自由

であり、

・好きな仕事を
・好きな人と
・好きな場所で
・好きなタイミングに

できる。

”理論的”に考えると、
これでやる気がでないわけがない!!

独立する人はみんなこう思うはずです。
(はい、私もそう思いました)

独立すれば、やらされ感で仕事やっていた
サラリーマン時代の100倍の生産性が
出るんじゃないか??

”スーパーサイヤ人”のような戦闘力に
なってしまうんじゃないか??

・・・と。

なのに、、、

============================ 
 やる気出ないってどういうこと??
============================

という謎の怪奇現象に見舞われる人は
後を絶ちません。
(もちろん、私もありました!)

つい先日も、フリーランスの友人と
話をしていてこんなことを言っていました。

「いや〜、在宅でやっていると人の目が
 ないからやる気が出ないんだよね〜」

と。

彼の言葉を聞いていて、

私は「はっ!」と
気付いたことがあります。

それは、、、

実は独立してフリーダムを味わっている
この状態というのは、

「人生・初に近い感覚」

なんじゃないか?と。

実は私たちは、

物心ついた時には、「人の監視のもと」
タスクを行う環境に慣れきっています。

・学校の勉強
・部活や習い事
・会社員での仕事

全てにおいて誰かの「監視・監督」
が存在しています。

人生振り返ってみて、

監視の目から解放されていたのって、
大学生の時くらいじゃないか??

と思い返しました。

しかし、独立したら完全なる
「自由演技」をいきなり求められます。

これで、ものすごく戸惑ってしまう人が
いるんじゃないか?と思っています。

私たちはパフォーマンスを上げる上で
ある程度の「外圧」が必要なんです。

============================ 
 ダニエル・ピンク間違っている説
============================

ダニエル・ピンクさんの

『モチベーション3.0』が出てから
というものの、世の流れは

「内発的モチベーションこそ正義」

という極端に偏った方向にシフトした
感があります。

ーーー
自律(自分で仕事をコントロールできる)
熟達(スキルの上達を実感できる)
目的(社会的な意義がある)
ーーー

の3つこそが、この豊かになった
時代には重要なんだと。

金銭的な報酬、目に見える対価、
仕事をやらないと罰則があるなどの

外発的モチベーション(アメとムチ)
ではもう人は動きません!

というのがピンク先生の
おっしゃっている内容。

これって、サラリーマンの視点で
見ている分にはけっこう正しいんですよ。

「内発的モチベーションが足りない人」
が多いので。

私もサラリーマン時代は、
そう思っていたんですけど、

独立してみると

「いや、ピンク先生、間違っているかも?」
と考え直したわけです。

明らかに内発的モチベーションはある。
自律、熟達、目的の3セット揃ってる。

でもやる気出ません!という状況は
独立してみると起こり得ます。

「おかしいな〜、おかしいな〜」
と考えても意味が分かりませんでした。

しかし、

ある時気づいたのが、

・お金をもらってしまう
・納期が決まっている
・やらないと恥をかく

などの「外発的モチベーション」
以外の何者でもないものがあると

謎のエネルギーが湧いてくる現象
があるな、ということ。

そこで発見したことが、
内発的動機と外発的動機は

============================ 
  車の両輪のように2つとも必要!
============================

というある種、当たり前の発見。

社会を観察していても、
身の回りの近い人を見ていても、

エネルギッシュでモチベーションに
溢れている人は

この2つのパワーを両方使ってますね。
片方しかない人ってエネルギーが弱い。

外発的動機だけの人
→やらされ感、やっつけ仕事

内発的動機だけの人
→口ばっか達者で行動が伴わない

という特徴があります。

ちなみに、両方無い、という人はもう
”絶望的にポンコツ”になります・・・。

なんとなくの傾向としては、

サラリーマンの人は
内発的動機が弱いから強化する

独立したフリーランスの人は
外発的動機が弱いから強化する

という感じで、内と外の弱い方を
強化すると

バランスが整っていい感じ
になりやすい気がしています。

私自身、独立して内発的動機だけで
仕事をしていた時は全然ダメでした。

しかし、

・先にお金をもらってしまう
・納期を宣言してしまう
・やらないと恥をかく状況を
 自ら作り出す

などの外発的動機を強化することで
車の両輪が揃っていい感じになって
きた感があります。

言われてみれば「ああ、そうか」
的な話ではあるのですが、

もし独立していてやる気がでない!

という方は外発的モチベーション
を強化してみてください。

例えば、

内発的モチベーションで
セミナーやろうと思っていると
3年たってもできません。笑

しかし、

セミナーの日が決まり、お金もらっちゃえば
1ヶ月で完成してしまうわけです。

逃げるわけにはいきませんので。

というわけで、

外発的モチベーションもうまく使えば
強力な原動力になります。

「内側と外側のモチベーションの両輪を使う」
という視点はすごく重要です。

覚えておいて損はないと思います。


ぷれぜん仙人


■提供中のサービス一覧はこちらです


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す