ホットフラッシュは「脳の誤作動」なのか?

ホットフラッシュは「脳の誤作動」なのか?

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更年期に起こるホットフラッシュについて、もう少し深掘りしてみます。

突然、顔や上半身が熱くなり、汗が噴き出す。しばらくすると、何事もなかったかのように収まっていく。一日に何度も繰り返すこともあります。

ちなみに自分の場合は、目元~瞼、額、ふくろはぎでしたが、人によって様々な部位で起こります🤔

西洋医学では、エストラジオール(女性ホルモン)の低下によって、脳の視床下部にある体温調節機構に変化が生じ、発汗や血管拡張が起こりやすくなる、と説明されます。

最近では「KNDyニューロン」と呼ばれる神経細胞や、そこから伝わる神経信号が深く関わることも分かってきました。

一般的な解説では、これをわかりやすく「脳の自律神経の誤作動」と表現することがあります。
けれども、この表現には少し違和感を覚えます。 
長年私たちの命を精密に守り続けてきた身体が、そんなに簡単に「誤作動」を起こしてしまうものでしょうか。

もちろん、自律神経回路の何らかの変化が関わっていることは確かです。
しかし、なぜ突然発作のように起こり、数分で自然に収まるのか。その本質的な理由は、現代医学でもまだ解明されていません🤔

東洋医学の視点:「誤作動」ではなく「空回りしている身体の営み」

ここで、少し違う角度から考えてみます。
東洋医学では、身体には本来、自らの状態を整えようとする「自然治癒力」が備わっていると考えます。

ホットフラッシュも、単に脳が間違った指令を出している故障ではなく、「弱った経絡(気の通り道)に一時的に溜まった熱を、身体が何とか外へ放出して巡りを戻そうと奮闘している状態」と捉えることができます。

つまり、身体を整えようとする働きが、一時的にうまく調和できず空回りしている状態だと見ることができます。

急に熱くなって汗をかき、その後自然に落ち着いていく一連の変化。 そこには、身体を正常に保とうとする命の働きと、その調整が追いつかない不均衡の両方が現れています。

身体の症状を単なる「異常」として排斥するのではなく、「身体全体がどのように働き、どこで調和を失っているのか」という視点から見つめ直す。ホットフラッシュは、まさに東洋医学の深さを教えてくれる現象です。

部分を見る視点、全体を捉える視点

西洋医学は、症状が生じる局所の組織や神経、ホルモン、分子などのミクロな仕組みを解き明かしていきます。 一方、東洋医学は、その症状を身体全体の働きやエネルギーのバランスの中に位置づけて捉えます。

どちらが良い・悪いという話ではなく、互いに補い合える関係です。

局所の仕組みが分かることで全体の理解が深まることもありますし、全体を見ているからこそ、局所の説明だけでは見落とされてしまう「身体の声」に気づくこともあります。

「部分を深く見ること」と「全体を捉えること」。 その両方があって初めて、私たちは自分の身体を本当の意味で理解することができると感じます。
 「今の自分の状態に合わせた対処法を知りたい」
そう感じた方は、どうぞお気軽にお話をお聞かせください😊


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