瘀血があるとき、激しい運動は控えた方がいい?

瘀血があるとき、激しい運動は控えた方がいい?

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更年期に現れる動悸、多汗、ホットフラッシュといった不調。 辛い症状が続くと「なんとかして、この嫌な症状を抑え込みたい」と思ってしまいますよね。

ですが東洋医学では、こうした症状を単なる「悪者」や「身体のトラブル」とは捉えません。崩れてしまったバランスを、身体が自ら必死に修復しようとしている「自然治癒力の発動サイン」でもある、と捉えることができます。

だからこそ、出ている不快な症状をただ力任せに抑え込んでしまうのは、東洋医学の目指す方向性とは少し違ってきます。

ツボ押しで「治ろうとする波」が動き出すと…

日々の養生としてコツコツとツボ押しを続けていくと、気血の通り道である経脈や五臓六腑の働きがバックアップされます。

すると、それまで滞っていた「身体が治ろうとする自然治癒力の波」が、ゆっくりと力強く動き始めます。

自然治癒力が波に乗り始めると、身体の中では面白い変化が起こります。 元気を取り戻した身体は、エネルギーである「気血水」を脾(胃腸)でしっかりと生み出せるようになります。

ただ、ここで一つポイントがあります。 身体が元気になって「血」が十分に満たされてくると、今度はそのあふれた血が一時的な「血余り現象」をつくり始めることがあります。これが「瘀血(おけつ)」です。

この時に生じる瘀血の度合いや状態は人それぞれ違うため一概には言えませんが、増えすぎた血の滞りが不調に変わってしまわないよう、このタイミングで駆瘀血剤(血を綺麗に巡らせる漢方薬)をしっかり活用することも、選択肢の一つです。

駆瘀血剤にも沢山種類がありますので、必要に応じて専門家にご相談くださいね。

「運動すればするほど血が巡る」の落とし穴

また、身体を整えるためには日常的な「運動」も欠かせません。 
ですが、「運動すればするほど血流が良くなって瘀血も吹き飛ぶ」と意気込んでしまうのは、少し注意が必要です。

特に体内に瘀血を抱えているときは、今の自分の身体の状態にしっかり目を向けながら、「運動の強さ」を調整してあげる必要があります。

巡りを良くしたい一心で無理をして激しい運動をしてしまうと、かえって身体に強い負担がかかり、気血を消耗させてしまうこともあります。

ゼーゼーと息が切れるようなハードな運動よりも、じんわり汗ばむ程度の散歩(ウォーキング)などを淡々と続けること。

身体に良いからと、無理をして頑張るのではなく、
「身体が自ら治ろうとする営みを、敢えて邪魔せず、無理のない範囲で寄り添っていくこと」。
これが、東洋医学的な「養生」になります😊



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