更年期になると、卵巣機能の低下に伴うエストロゲン(卵胞ホルモン)の急激な分泌低下が起こります。
エストロゲンは、受容体が全身(脳、血管、骨、皮膚、粘膜、尿路等)に存在しており、単に生殖機能を司るだけでなく
「全身の組織の保全と自律神経の安定化」を担っています。
そのため、エストロゲンが枯渇することで全身の組織の調節機構に歪みが生じます。
脳の視床下部は「ホルモン分泌の指令」と「自律神経のコントロール」の双方を担っています。
卵巣からのエストロゲン応答がないため視床下部が過剰に働いて、自律神経系がパニック状態になってしまいます。
🌷血管拡張・放熱異常: 突然の皮下血管拡張による「ホットフラッシュ(ほてり・のぼせ)」や異常発汗など
🌷赤血管収縮不全: 体温調節機能の低下による末梢の冷え、血圧の不規則な乱高下、動悸など
現代医学における更年期の体調変化は、
エストロゲンという多機能の生理活性物質の消失に対して、自律神経系および全身の器官系が適応を起こし、
再編する過程での『機能不全・過渡的エラー』の総称
と捉えることができます。
しかし東洋医学の視点でみると、これは本当に
『機能不全・過渡的エラー』なんでしょうか?
例えば「ホットフラッシュ」は、本当は、
身体は元気を出したくて、「気」を上げたいのだけれども、
「水の停滞」や「血の滞り」が邪魔して、あるいは経絡のある箇所が弱っていて、どうしても「気」を上げることが出来ない。
それでも身体は、ますます「気」を上げようとして頑張るしかないのです🤔
その結果、上半身に熱がこもって、突発的な発汗やのぼせ、動悸などが、ますます激しくなってしまう。
だから、身体を丁寧にみていくことで、気の上昇ベクトルを妨げている要因を探すことで、解決の糸口を探すことができます。
あなたの身体の経絡にに弱っている箇所があれば、
その経絡にそってマッサージをするだけでも、身体にとっては大助かりなんです😊