目眩や更年期の不調に、身体全体を整えるには

目眩や更年期の不調に、身体全体を整えるには

記事
占い
更年期の時期になると増えてくる、クラクラとする「めまい」や「耳鳴り」

病院へ行くと、耳の奥にある「耳石(じせき)」の三半規管への動きや、女性ホルモン(エストロゲン)の低下による内耳微小血管の血流低下の影響など、原因をピンポイントで突き止めて治療がおこなわれます。

トラブルがどこにあるのかを科学的に特定するアプローチは、西洋医学が得意とするところです。

一方で、東洋医学は「めまいが起きている場所」だけを見るのではありません。

例えば、お腹(胃腸)の奥に長年溜まった「冷え」が原因でめまいが起きていることもあれば、胸から頭のあたりに余分な水分(水飲)が滞り、気が巡らなくなって目眩や耳鳴りを引き起こしていることもあります。

 一見すると「耳や頭の問題」に見える症状も、実は「お腹や水分の巡り」という身体全体のアンバランスから生まれていることがあります。

🍀「一見関係ない症状」も、根っこではつながっている

先日、薬局でこんな出来事がありました。

「下痢については病院の薬を飲んでいるから要りません。目眩だけに効く漢方薬をください」

そうおっしゃる方がいらっしゃったのですが、実は東洋医学の視点から見ると、この2つを別々に切り離して考えるのは、とても難しいことです。

なぜなら東洋医学では、「下痢」というお腹の不調と、「めまい」という頭のトラブルも、決して無関係ではなく、
「胃腸の冷えや水分の停滞」という同じひとつの根っこからつながっていると捉えるからです。

西洋医学は、いわば「家の中で故障したパーツ(部屋)を特定して修理する」のが得意です。 対して東洋医学は、「家全体の柱や空気の通り道、土台を整える」アプローチをします。

漢方薬は、特定の症状だけをピンポイントで消し去るのではなく、身体全体のバランスを根本から整えていきます。

🌷自分の身体を「ひとつの世界」として見つめ直す

「目眩だけを治したいから、その薬だけちょうだい」となってしまうと、せっかくの漢方が持っている本当の力(全体を底上げする力)が発揮できなくなってしまいます。

 めまいも、冷えも、お腹の弱さも、起きている不調は、どれもバラバラに起きているのではなく、同じひとつの身体の中で助けを求めているメッセージです。

 病院の薬で局所的なトラブルを治しつつ、漢方で身体全体の土台をキッチリと整えていく。

それぞれの「得意分野」の違いを知っておくと、今の自分にとって本当に必要なケアが、もっと納得して選べるようになります😊


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す